DRAGON BALL Z 僕達は天使だった僕の村は戦場だった

僕の村は戦場だった DVD HDマスター

もし戦争がなかったら、まだ遊びたい

年ごろの、ほんの小さな子供なのに・・。

イワン少年の全身ににじむ、憎しみ、

怒り、憤りが、とても物悲しい！

「復讐」を生きる糧にした少年が

可哀想で、見ていられませんでした。

とても切ない戦争の悲劇なのに、

映像は美しく、芸術的ですらあった。

海辺を走ったり、リンゴの場面、

井戸の中の星に手を伸ばしたり・・。

イワン少年の見る夢が美しいほど、

戦場とのギャップに胸を打たれます。

夢の中に遊ぶ、少年の幸せな姿が切なく、

泣かずには見れませんでした・・。僕の村は戦場だった DVD HDマスター関連情報

ぼくの村は戦場だった。

平和ボケした日本人、読んだ方がいいですね。戦闘ゲーム、アーミーマニア、戦いものアニメ、戦闘バカ番組、まぁ、自由と平和に溺れて何でも良いですが、世界唯一の核爆弾経験国ニッポンに生きる我々が、今の世界に何を発信するべきなのか・・、戦争未経験かつ平和ボケした安倍首相が進める改憲をどのように捉えるのか・・、今一度真剣に考えるべきです。日本にしか出来ない「革新的なアイデア」は有るはずです。ぼくの村は戦場だった。関連情報

世の中への扉戦争を取材する─子どもたちは何を体験したのか

シリアで殉職されたジャーナリスト・山本美香さんの著作。
脇目も振らず読み終えた今、私たちが、どれほど大切な人を失ったのか、を知った。
一度もお会いしたことがないのに、永遠に忘れられない人となった。
それほど激しく魂が揺さぶられた。

この著作は、「小学上級から」と書いている通り、本来は子ども向けに書かれた本である。
しかし、言葉は平易でも、内容的には非常に質が高く、大人が読んでも十二分に素晴らしい。
衝撃的な事実と、それを限りなく優しい感性で伝える言葉により、心が震えるほどの感動の連続であった。

世界各地に紛争地があることは、情報としては知っていた。
しかし、そこに足を踏み入れ、五感のすべてを駆使して伝えられた生々しい現実には、圧倒的な迫力がある。
極限的な戦地の状況から目を背けず、撮影し書き続けてきた山本さんの気迫、使命感のすごさは、筆舌に尽くしがたい。
この著作では、レバノン共和国、コソボ共和国、ウガンダ共和国、アルジェリア民主人民共和国、イラク共和国、アフガニスタン共和国、チェチェン共和国の７カ国を訪れた時に出会った子供たちとのエピソードが綴られている。

忘れ得ぬ話ばかりだが、中でも、深く胸に残った箇所の描写を２つだけ紹介したい。

一つは、アフリカ・ウガンダの子ども兵の話。
「『殺さなければおまえを殺す』と銃でおどされた子どもは、気を失いそうになりながら、銃の引き金に指をかけ家族を撃ちました。
こんなひどい話はありません。こうしてジャングルに連れていかれた子どもたちは、ゲリラの一員になりました。
銃の訓練をうけ、ゲリラとともに村をおそう毎日でした」。

もう一つは、チェチェンで、たった今、お母さんを爆撃で失ったばかりのディーマという１３歳の少年の話。
ディーマがアパートの５階にいた時に爆弾が降ってきて、１階に逃げると、外にいたお母さんが血まみれで倒れていた。
「それで、お母さんはどうなったの？」
「急いでお母さんのところにかけよって、起こそうとしたけど、頭にぽっかりと穴があいてて脳が出てた。
ぼく、手で押さえたんだ。でも血がどくどく出てきて、死んじゃった」。

今、同じ時を生きている地球の同胞の極限的ともいえる悲惨さを、まっすぐに見つめ、届けてくれた山本さん。
あまりにも強く美しい魂の持ち主は、「おわりに」で、珠玉のような言葉を紡ぎ出している。

「ちがっていることは壁でも障害でもありません。人間はひとりひとりちがっているからこそ、豊かな関係を築いていけるのです。
だれもがちがいを学び、相手の気持ちを考え、他人を理解しようと努めることで、おたがいの価値観のちがいを乗り越えることができるのではないでしょうか」。
「この瞬間にもまたひとつ、またふたつ……大切な命がうばわれているかもしれない――目をつぶってそんなことを想像してみてください。
さあ、みんなの出番です。」

山本さんが命を懸けてこの世に残してくれた、平和創造への“宝”に感謝の念は尽きない。
一人でも多くの読者の心の中で、至高のジャーナリスト・山本さんの魂が、生き続けることを祈る。世の中への扉戦争を取材する─子どもたちは何を体験したのか関連情報