ザ・ブロンデスベリー・テープス
学生の頃、音楽雑誌に掲載された輸入盤ショップの広告で、「Young Person's Guide To King Crimson」の発売情報を知りました。すわ、King Crimsonの新作かと色めき立ち、プログレ好きの同級生と、そのショップを訪れたのですが、なぜか開店休業状態。タイトルからしてベストっぽいね、と同級生と語りながら、それでも諦めきれずに他店へ。そして、お金持ちの同級生が高価な2枚組を手に入れ、King Crimsonとしては初めてのベスト・アルバムを聴かせてもらいましたが、最も印象に残ったのが、確か2枚目のラストの方に収録されていた「I Talk to the Wind」でした。この曲が大好きで、別ヴァージョンということもあり、特に関心が高かったのですが、フォーク調で女性がヴォーカルを担当していたことにビックリ。その女性がFairport ConventionのメンバーであったJudy Dybleであり、当時、Ian McDonaldと付き合っていたということを、その後知りました。フォーク調であったことも納得。さて、同級生は、気になるレコードは手軽にゲットできる境遇にあり、別の機会に聴かせてもらったのが、「The Cheeful Insanity of Giles Giles & Fripp」でした。 多くのプログレ・ファン同様、我々も、このGiles Giles & Frippから「In The Court Of The Crimson King」への驚異的な飛躍は何によってもたされたのだろう、と考えざるを得ませんでした。そのひとつの答えが、この「giles> giles > fripp The Brondesbury Tapes (1968)」に隠されているのかもしれません。1曲目「Hypocrite」から5曲目「Suite No. 1」までは、G G & Fのみ、又はRobert Frippのソロで、昔感じた通り、グリム童話が映画化された時のサントラのような趣き。しかし、6曲目「Scrivens」からは、McDonaldが大きくフィーチャーされており、どうしてもこの辺りから耳を注意深く傾けてしまいます。 「I Talk to the Wind」は2ヴァージョン収録されていますが、10曲目の方がKing Crimsonの香りが漂っています。もちろん男性ヴォーカルだからでしょう。このヴァージョンも捨てがたい魅力があります。 「Young Person's Guide・・」に収録されていたのは、16曲目のヴァージョンだ思います。そして、このアルバムを聴いた全ての方が驚かれるように、後にKing Crimsonのアルバムに収録される曲の原型がここにあるのです。 先ず9曲目「Why Don't You Just Drop In」は、もろ「Islands」の「The Letters」。そして13曲目「Passages of Time」には、「In The Wake Of Poseidon」の「Peace」のフレーズが顔を覗かせます。Frippは長きにわたりアイディアを温め、楽曲を熟成させて、ここぞというところで発表していたのだ、ということが理解できました。 他のKing Crimsonの曲も、このような成長過程を経て、世に送り出されたのだと思います。さて、G G & FがKing Crimsonへと大変身を成し遂げた最も大きな要因は・・?。Peter Gilesに替わる新たなベース奏者 Greg Lakeが、卓越したヴォーカリストであったためかもしれません。もちろん、Ian McDonald、Michael Giles、そしてRobert Frippの飽くなき音楽的探求と、作詞家Peter Sinfieldの全面的な参加も、奇跡的な化学反応を助長したのだと、このレア音源集「The Brondesbury Tapes」を聴いて思いました。
ザ・ブロンデスベリー・テープス 関連情報
ナピュアミラー プロモデル 拡大鏡[拡大ミラー]2倍付き 折立ミラー[M] HP-42 スタンドミラー[鏡] 角型
手頃な大きさでコンパクトにたためて壊れないミラーを探してました。
申し分ない一品です。カバーがソフトなのも気に入りました。
強いていえば、はっきり映りすぎて怖いことくらい。
ナピュアミラー プロモデル 拡大鏡[拡大ミラー]2倍付き 折立ミラー[M] HP-42 スタンドミラー[鏡] 角型 関連情報
ときめきアムステルダム [DVD]
こんな話の映画にコリンが・・・とちょっとがっくりきましたが、観終わってみるとなかなかよかったかなと思い直しました。内容は結構笑えます。私が中二の時の映画ですが、世代を問わず思春期の男の子にはいいかなと思いました。まだ幼い息子がいますが、そのぐらいの年になったらこっそり観てねと机の上にでも置いとこうかなと思いました。異性を気にする思春期の男子学生が、それぞれにいい感じで演じてます。懐かしい80年代、初々しいコリンにもう★を5つです。コリンファンには嬉しいかもね。
ときめきアムステルダム [DVD] 関連情報
こんな家にすんでたら
世界各地にはユニークな家がたくさんあるものですね。日本人の一般的な家からみると、奇抜で住みにくいのでは、と感じる家も多く登場します。でも、それぞれの風土や文化に根ざし、理に叶ったものであることが丁寧に解説されていて、興味深かったです。例えば、周囲を水に囲まれた家であっても、仕事、外敵からの防衛、環境保護など目的によって姿形がまるで別物になる。移動できる住居つながりでモンゴルのハオとキャンピングカーを同じ見開きに並べているのも、なにげにうまい提示。半立体的なペーパークラフトの手作り感が建造物としての存在をより際立たせてます。
こんな家にすんでたら 関連情報
HIDETOSHI NAKATA DVD-BOX 2
「DVD-BOX 1」同様、作品の構成・テンポはとても良い。
他のサッカーDVDと比べても本作の編集はかなり丁寧な出来だ。
穏やかな語り口でわかりやすいコメントの本人インタビューをはさみながら、
ゴールシーンは勿論、際どいシュートや効果的なパスなど
記録には残らないような好プレーもが多数収録されている。
また、
パルマでの戦術や監督への不満、移籍についての「ぶっちゃけた」コメントはどれも興味深い。
日本のニュースでは放送されることの少ない、コッパ・イタリア、UEFAカップの映像がファンには嬉しい。
これらの試合で彼のゴールがいくつもあり忘れている人には大きな驚きだろう。
ただし、
4枚組みとは言え、多くの人が躊躇してしまう価格である。
「DVD-BOX 1」をまず見てからこちらを購入するか判断するべきかと思う。
HIDETOSHI NAKATA DVD-BOX 2 関連情報