ジョージ・アダムズ ランキング!

ジョージ・アダムズ Complete Recordings Vol.2 1916-1918

いくらオールドタイミーが好き、な人でも「聴きづらい!」が正直なところなのかも・・・。本当はもうちょっと後の20年代後期からがお薦めです。内容がダメ、なのではなく、まだこの頃はレコードで音楽を楽しむという環境が整っていなさ過ぎて、どのレコードも聴きづらい録音でまかり通っているので・・・。あのビング・クロスビーも敬愛した、20世紀初頭のエンターテイナー歌手ジョルスン。彼の魅力はクドすぎるほどの陽気さ、元気さ、感情表現のオーバーさにあります。そこが現代のリスナーに敬遠される理由でもありますが、この時代はマイクなしで劇場いっぱいに声を届かせないと、歌手としてやっていけなかったので、仕方がないし、そのミニオペラ的歌唱が、なんといっても醍醐味なのです。「ホワイト・クリスマス」でビング・クロスビーが間奏で口笛を吹きますが、あれもジョルスンの影響で、あらゆる手段を使って観客を魅きこもうとする、エンターテイナーの伝統ですねえ。歌が、演劇やコメディの寸劇や巡業と切っても切れなかったという事実を、ジョルスンはわかりやすく教えてくれます。日本のジャズシンガー第一号といえる二村定一さんの「私の青空」も、この人の存在ぬきには語れません。誰でも好きになれる歌ではありませんが、オールドタイミー好きの方には、一枚くらい持っていてほしい歌手なのです!! Complete Recordings Vol.2 1916-1918 関連情報

ジョージ・アダムズ クリスマスの人形たち

深い森に住む操り人形つくりのペーチャさんはクリスマスを目前に寝込んでしまいます。クリスマスに、町の子どもたちに人形芝居を見せる予定だったのですが、かないません。すると「ひがとっぶりくれたころ」、不思議な魔法使いが現れて、一晩だけ夜中の12時まで、木の人形たちは、人間のように話したり動けるようになりました。そして、もちろんクリスマスのお芝居をするため、町の広場に向かい、お芝居が終わると一目散に深い森のおうちへ向かうはずが・・・。独特の濃い色彩を放ち、異国感を漂わせるロシアの画家のイラストです。木の人形たちは、まるで表情があるように、動けるように生き生きと存在しているよう。くるみ割り人形のように。 クリスマスの人形たち 関連情報



人気動画!