エンフォーサー ランキング!

エンフォーサー フロム・ビヨンド

帯の叩き文句通り、スピードはそのままに扇情的なメロディに一層の磨きがかかった作品。疾走チューンは以前より減ったものの、その分バラエティ豊かになったと思う。以前に比べるとギターソロが凝っているし、ギターソロに時間を割き、聴かせるギターソロが多くなった事。これらが、私が思うに過去作と本作の違い及び特長・進化だと思います。メイデンみたいなサクセスストーリーを歩みたいのかな。と思ったりしました。(特に#10を聴くと)B面の1曲目(#6)にインスト曲を挿入するのがお約束だけど、過去作も含めて本作のインスト曲が一番カッコ良いと思う。個人的には、モロNWOBHMしてる#4・出だしが「RAM IT DOWN」の#6を彷彿させる#5が特に好きですね。キャッチーなサビの#7とかライブで「バンシーズ コーール!」って叫びたくなりますね。BTは3曲入ってるが、モーターヘッドでミーンマシーン(#13)を選ぶあたりは「さすか!!」っていう感じ。私が思うにモーターヘッド史上最高にカッコ良いリフだと思うけど、同曲が挿入されてるアルバム「オーガスマトロン」自体が日陰者的な感じで注目浴びなかった。(当時のB!誌では、当時新興勢力だったスラッシュ勢と勝手に比べられてダメ出しされた挙句の60点だったと記憶してる。ネットがない時代にコレは致命的だったと思う。)これを機会に同作の再評価の機運が高まることを願いたいです。 フロム・ビヨンド 関連情報

エンフォーサー イントゥ・ザ・ナイト

スウェーデンのパワーメタルバンド、エンフォーサーのアルバム。2008作こ、これは…まるで80年代そのもののようなレトロなジャーマンメタルです。革ジャンにスリムジーンズ姿のメンバー写真といい(ガンベルト着用でTシャツはVENOM)前時代的なギターリフで疾走するオールドスタイルといい、もうギャグ一歩手前なんですが、曲の方は初期のハロウィンやブラガー、グレイブ・ディガーといった感じで、我々世代のツボをつきまくり。この音はとても懐かしく、そしてけっこう楽しめますぞ。“Black Angel” “Into the Night” “Scream of the Savage” “Evil Attacker ” といった英語力の足りない曲名もまたGood。全9曲35分。きっとあの頃のジャーマンメタルが大好きな若者たちなのでしょう。今後も暖かく見守りたいです。 イントゥ・ザ・ナイト 関連情報




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