ロザリン・テューレック ランキング!

ロザリン・テューレック Goldberg Variations

 遅ればせながら(発売されて10年)聴いた、91分間の演奏。すべての声部が、はっきりと意味を持たせられ、”すべてレガート”ではなく、スタッカート・マルカートを交えながら弾かれ、とても良く聞き取れる。したがって、テンポは遅くとも、飽きることがない。しかも、所々に(特にpで演奏されるとき)、はっとする優しさを持っており、癒されるのだ。正反対の演奏、と思われるかも知れないが、テューレックから影響を受けたといわれるグールドに近いものを感じるのは、私だけではないだろう。 Goldberg Variations 関連情報

ロザリン・テューレック ピアノ・パッション

このCDを買ったのはショパンと他にも色々聞いてみたいという気持ちからでした。演奏家もアシュケナージ、アルゲリッチ、ケンプと有名な面々で(私が知っていたのはこの3人でした)他にも興味のある曲があり、安いので気に入らなくてもいいか、という軽い気持ちで手にしてみた。
しかし、これが結構いい。けっこうと言えるほどクラシックに詳しくないのですが、演奏に関して文句なし。そして2枚組みで150分は入っているのにこの値段!録音はホールで行っているようで響いています。ちょっと惜しいのは小さな音で弾かれると聞こえにくいこと・・・ヘッドホンで聞くにはいいのでしょうが、部屋のBGMとして流すとどうも聞こえなくて。しかし解説も載っているしオススメです!
お気に入りはショパンはもちろん、バッハ、ブラームス、エリーゼのために、月の光。知らない作曲家の曲もあったのですがどれもいいです。ピアノ・パッションという題なので情熱的な曲ばかりだと勘違いしていたのですが、違いました。色々な曲調があり幅広く扱っていますが、DISC1は優雅なものが、DISC2は明るめの曲が多いようです。あくまで私の感性であり、人によって感じ方は違うので参考程度にしてください。
色々聞きたい人で、最近多く出回っている10枚3000円のものは手が出しにくいと思う方(自分がそうでした)はこういうものから入れば入りやすいと思います。
あとで知ったのですが、同じシリーズでショパンの作品集がありました。 ピアノ・パッション 関連情報

ロザリン・テューレック ピアノ・パッション

ショパンの曲がたくさん入っているので、ピアノ曲初心者の方でも聞いたことのある曲も多いと思います。
全体的に変なクセがないし、聴きやすい。

さまざまな作曲家のピアノ作品を集めたCDはいろいろあるけど、
これはどういう基準で曲を選んだのか、すこし不思議。

ショパンやドビュッシーのようなポピュラーな作曲家が入っているのはよくありますが、
ガーシュインやゴットシャルクのようなアメリカ人の曲まで入っているのは珍しいし、
アルベニス、グラナドスなども普段あまり聴く機会がないので、レパートリーを広げたい人にもオススメだと思います。

個人的には、楽しみにしてた「イスラメイ」が少し期待はずれでしたが・・・全体的に、オススメできるCDです。 ピアノ・パッション 関連情報

ロザリン・テューレック 20世紀の偉大なるピアニストたち~ロザリン・テューレック(2)

このゴールドベルグは、音楽を心から楽しみたい全ての方に強くオススメしたい1枚です。輸入盤の方に視聴用サンプルがありますので是非お聞きになってみてください。(実際のCDはこの録音時期にしては非常に音の状態がいいものなのでご安心を)まるでピアノのハンマーが弦を叩く時の動きの違いが目に見えそうに思えるほど多種多様な音色、絶妙の間、そして何より対位法の1つ1つの声部が並行して流れてゆくさまが明瞭に聴こえてくるという、とんでもない名演です。またそれだけで終わらないのがトゥーレックの凄まじいところで、非常に崇高な、そしてどこか切ない感覚に包まれる、心のなかに大事にしまっておきたくなるような、そんなゴールドベルクです。バッハやゴールドベルグ好きな方だけでなく、ピアノの多種多様な音色、対位法というものを音を通して体験してみたい方、音楽をこよなく愛する方に、是非オススメしたい1枚。 20世紀の偉大なるピアニストたち~ロザリン・テューレック(2) 関連情報

ロザリン・テューレック バッハ演奏の手引き

原著:An Introduction to the Performance of Bach. A progressive anthology of keyboard music edited, with introductory essaysまえがき訳者まえがき【第一部】指使いフレージングダイナミクスペダルの機能と用法装飾音ハープシコード・クラヴィコード・ピアノ音楽と楽器に対するバッハの態度ーわれわれの態度・運指練習曲 BWV 994・コラール<満ち足りて心安けく> BWV 512・ミュゼット 二長調 BWV Anh. 126・メヌエット ト長調 BWV Anh. 116・メヌエット ト短調 BWV Anh. 115・マーチ ニ長調 BWV Anh. 122・マーチ 変ホ長調  BWV Anh. 127・ポロネーズ ヘ長調 BWV Anh. 117a【第二部】装飾音指使いフレージング右ペダルの用法退位法的な思考法(2声のインヴェンション ハ長調)・インヴェンション ハ長調 BWV 772・対位法の練習曲(ロザリン・テューレック編曲)対位法的作品の演奏を学ぶ方法(幻想曲 ト短調)・幻想曲 ト短調 BWV 917フーガの演奏法・幻想曲とフーガ イ短調 BWV 895【第三部】手稿譜と出版譜指使いダイナミクス装飾音反復部分・組曲 ヘ短調 BWV 823 前奏曲・サラバンド・ジーグ・組曲 イ長調 BWV 824 アルマンド・クーラント・ジーグ・イタリア様式によるアリアと10の変奏 BWV 989 バッハ演奏の手引き 関連情報



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