ジャン=マルク・ルイサダ ランキング!

ジャン=マルク・ルイサダ ショパン:14のワルツ

昨年11月に、アクロス福岡シンフォニーホールでのルイサダのコンサートを聴きに行きました。感動して帰ったのを思い出します。このCDがそのコンサートの翌日から3日間、同じアクロス福岡シンフォニーホールで録音されたと知って、さっそく注文して聴いてみました。ショパンのワルツは、ルービンシュタインの演奏が私の定番になっていますが、このルイサダのワルツは、ルイサダが歌っているという感じを受けました。

ルイサダ自身、このコンサートホールの響きを気に入ったようです。コンサートの演目はワルツでしたので、このCDのワルツは、そのコンサートの翌日の録音になりますから、いい状態で録音されています。コンサートホールの響きの良さが、この録音にどれぐらい反映されているのかは分かりませんが、綺麗な響きで録音されているように感じます。ピアノは、ヤマハのものが使用されていますが、スタインウェイだとどんな響きで録音されるのか、興味深く思いました。今後もこのコンサートホールの録音でCDが出されたらいいなと思いました。 ショパン:14のワルツ 関連情報

ジャン=マルク・ルイサダ ショパン:マズルカ集(全41曲)

ルイサダによるショパンのマズルカ集。録音は2008年。ルイサダは1990-91年にもマズルカ集を録音しているので、当盤は2度目の録音になる。一般的に、ショパンを聴く入口となる作品は何だろう?私の場合、ノクターンとエチュードであった。人によって違うのはもちろんだと思うが、ノクターン、エチュードは順当なところかなと思う。あるいは幻想即興曲や英雄ポロネーズという人も多いだろう。一方、マズルカという人は、おそらくめったにいないと思う。それほど外向的な音楽ではないし、いわゆる通俗的な代表曲がない。それで、いまなおマズルカはあまり聴かないという人には、このルイサダのアルバムなどかなりオススメである。当盤の特徴として、収録されている楽曲が第1番から第41番までの41曲のみという点がある。普通、マズルカ全集となると、遺作も含めた55〜58曲の収録になる。しかし、ルイサダは遺作(作品67と68および作品番号なし)をカットして選集とした。これが聴いてみると、聴きやすい。全曲収録となると、総演奏時間がおおむね2時間半くらいになるのだけれど、これだと40分以上短くなるし、充実した作品が全て残留するため、内容の濃い印象となる。また、演奏も良い。ルイサダが音楽に与える呼吸がマズルカの生命力を助長している。例えば、作品33の4曲(第22番〜第25番)などいずれもマズルカを代表する名品だと思うが、第23番の陽気なリズムの高揚感、弾力など見事。低音の強い支持も的確な音量で、効果的な集中線を描いている。また、第25番のような感傷的な作品でも、情緒の濃淡の弾き分けがうまく、音楽がしっとりと響く。後期の充実した作品も見事で、第37番(作品59-2)では優美な旋律線の扱いが聴きもの。また第38番(作品59-3)は雄渾なメロディラインだけでなく、その末尾において特有のアゴーギグで漂わせる豊かな雰囲気も魅力的だ。 ショパン:マズルカ集(全41曲) 関連情報

ジャン=マルク・ルイサダ ピアノ小品集

どれも 一度は どこかで 聴いたことが ある曲 ばかり。
クラシック ピアに 入門 には とても いいと 思います。
改めて テリーゼ の ためにを こう 弾くんだと 教えられました^^ ピアノ小品集 関連情報

ジャン=マルク・ルイサダ ショパン:バラード(全曲)

これは本当に素晴らしいショパンである。このアルバムを聴くと、ルイサダというアーティストが、この録音を行った2010年の時点で、本当に脂の乗った、ショパンのこれらの名作にアプローチするのに相応しいところにいると実感できる。これより少し前に出たマズルカ選集も素晴らしいものだったけれど、バラードという大曲を前にしても、ルイサダは「らしさ」を少しも失わず、むしろその立脚点を存分に活かし、新たなバラードのスタイルを創造してしまうほどの力を宿すまでになったようだ。

ところで、ルイサダらしさ、とはいったい何だろうか?そう、ルイサダのショパンはとっても個性的なのだ。例えば、バラードの第1番、おもに左手で、トントン、トントン、と刻まれるリズム、4分の6拍子特有の間の空けられた音型があるが、この「間」がルイサダの手にかかるときわめて多様。様々な曲想に応じてその強弱、拍のタイミングは大きな揺らぎ幅を持って振幅する。しかし、その振幅はホロヴィッツのように劇的な演奏効果を得るためのものとはちょっと違う。ルイサダは曲を細分化し、そこから自分なりの分節点を見出し、その分節点の間での音楽的機能を十全に与えるため、取りうるだけのアヤを音に与えているのである。それは間合いと強弱のみならず、その音の質(つまりソノリティー)にも及んでいる。これがルイサダの演奏の真髄の一つを成す大きな要素だ。

もちろん、それらのアプローチは、元来楽譜に書いてあることではないし、作曲者の指示に従ったわけでもない。ルイサダのスタイルは「独創的」にして「創造的」なのである。近頃、エデルマンのバラードも聴いた。それも見事な演奏だと思ったけれど、エデルマンとルイサダのスタイルはまるで違う!乱暴な言い方を許してもらえれば、エデルマンはまさにロシア・ピアニズムの本流、対するにルイサダはフランスショパンである。

しかし、そんな個性的な演奏だけれども、ルイサダの演奏はとっても魅力的。もうあちこちで奏者が聴き手に微笑みかけてくるような瀟洒でチャーミングなぬくもりに溢れているのだ。なんと暖かみの伝わるタッチだろう。本当に心暖まるショパン

中でも印象的だったのは、バラードの第3番、第4番とアンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズの3曲。いずれでもルイサダのスタイルは如何なく機能し、脈々と音楽の要素が供給され続ける。特に、私がアンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズのピアノ独奏版をこれほど心行くまで楽しんだのは、この演奏が初めてのように思う。出来れば次はポロネーズ集の録音をお願いしたい。それと即興曲もぜひこの時期のルイサダの演奏で聴いてみたい! ショパン:バラード(全曲) 関連情報

ジャン=マルク・ルイサダ ショパン:マズルカ集

ルイサダの演奏はとても表情豊かで、ショパンの喜び、悲しみ、郷愁、すすり泣き、時には慟哭も聞こえてきて、まるでショパンの心情をルイサダが代弁しているように思えます。特にop.41ー1などは、まるでショパンが郷愁にかられてすすり泣いているように思えるような演奏で、聴いていて思わず胸が熱くなりました。この他にも何枚かのマズルカ集を持っていますが、全曲一度に聴くのはかなりエネルギーが要るので、いつもは好きな曲を抜粋して聴いていました。でも、ルイサダの演奏は『次はどんなふうに弾くのだろう』とワクワクしてしまい、あっという間に全曲楽しんでしまいました。生き生きしていて熱く深い、でも決して押しつけでなく、素直な気持ちで聴ける…。とても好感が持てる素晴らしい演奏だと思います。★10個つけたいくらいです。 ショパン:マズルカ集 関連情報



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