kamipro Special 2010 AUGUST (エンターブレインムック)
もちろん、リングスのファンにとっても2010年の重大ニュースのベスト10に入れるであろう、ヒョードルの敗北。
そんなセンセーショナルなことが起きた、ストライクフォースの大会をヒョードル対ヴェウドゥムを中心に、というかそれのみをフューチャーした一冊。
この試合の詳細を少しでも知ることが出来れば、読む価値があると個人的に感じました。
ヒョードルへの思い入れが薄いと、少し物足りなさを感じる内容かも知れない。
その中でも良かったものを探せば、「19時女子プロレス」や、「女子格ヨリドリミドリ」などのガールズ(フミ斉藤風に)の元気よさが目立った。
あと水垣選手と、マキシ選手のインタビューもなかなか妙味があった。
どちらも世界的な、軽量級のキーマンだと思うので気が向けば読んでもらいたい。
でも、今号はやっぱりヒョードルがまずありき!!
それに付随したUFCのレビューと、ダナのインタビューも重要!!
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大草原の小さな家 DVDコンプリートBOX
パイロット版(旅立ち)と特別版と「新大草原の小さな家」を含む全208話収録です。(全放送収録。ウィキペディア参照) アメリカ開拓時代の家族愛や隣人愛にあふれるドラマです。1975年からNHKで放送され、長期間再放送されました。小学生の頃によく見ました。厄年に観ると、ローラが凄く愛らしい。ユーモラスなエドワーズおじさん。オルソン夫人の意地悪に思わず吹き出してしまいます。また、親の子供への接し方には感心させられます。感銘を受けたり心温まる話が多いです。日本の放送時間にあわせてカットされていた部分だけ、吹き替えでなく字幕です。わりと違和感なく楽しめます。ストーリーに影響ない部分ですが、味わいがあります。例えばローラとメアリーの就寝前の会話では、姉妹の仲の良さや性格の違いがひきたっています。掲載の写真は改訂前のBOXです。改訂後も同じデザインで、横幅は写真の約60%(約26cm)です。改訂前は、高価格で特別版が入ってなかったようです。さらに当初は特別版が単品販売されておらず、入手するにはこのBOXを買うしかなかったようです。そのため改訂前に購入した人達が、安くなっていてムカつくから★ひとつ、特別版を単品販売してなくてムカつくから★ひとつ、などとやっています。(しかも当初の事情が分かりにくい)しかし改訂前のより内容は充実し価格は安いので、むしろ高く評価すべき商品です。場違いな商法批判や腹いせ評価は、まぎらわしいし無責任で不愉快です。特別版が入っていないと誤解しそうになりました。また現在では、このメーカーからも特別版を単品販売しています。
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やれんのか!大晦日!2007 通常版 [DVD]
全試合ノーカット収録ですが、選手の入場シーン、煽りVTRは一部しか収録されていません。
「ドキュメンタリーやれんのか完結編」も放送されたものとは異なっております。
オープニングの音楽もかえられてるし・・・
あの野球選手はカットされてるし・・・
さらに「余計なことすんな!」の後の締めの言葉が残念・・・
でも 三崎VS秋山の KOシーン、名(迷)マイク は収録されております!
それだけでも買いです!
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マボロシの鳥
想像していたよりもかなり良い内容だったと思います(少なくとも中学生の作文うんぬんでないということは、最初の数ページで分かりました)。
ただ、二つだけどうしても納得いかなかった箇所が。
一つは表題作「マボロシの鳥」に出てくる「言葉でいったいどれだけのことが伝わるのか」というところ。
それは太田さんが、普段からメディアで口にしていることでもあります。
わたしは小説という媒体を使って太田さんがそのことにどう向き合うのかを、楽しみにもしていました。しかし、じっさい今小説では「言葉」を使ってそのことを表現していただけでした。
それでは、この小説は言葉を使った最高峰の物でしょうか? わたしの個人的な感想では、世の中にはもっと感動でき、考えさせられる小説はたくさんあると思います。今の太田さんよりも、言葉を使ってより多くのことを他人に伝えている人が実際にいるということです。
そして二つめ。それは「人類諸君!」という短編です。
ヴォネガット風のSFを、講談調に著しているのですが、正直ギャグが笑えないのです。
もしかしたら、素人には分からない意図でわざとなのかもしれません。
マボロシの鳥のメタ的な部分も、語り口は談志さんのエッセイぽいのですが、なぜか笑えないのです。
談志さんのエッセイはふしぶしにユーモアがちりばめられて、読んでいる最中はニヤニヤしっぱなしです。もちろん小説とエッセイは違うのでしょうが、芸人太田光である以上、もうちょっと笑いにもこだわって欲しかったなとも思います。おそらく、談志さんよりも太田さんの方が読書量は多いと思いますが、文章でも談志さんが面白いのは何故なのでしょう?
太田さんは小説を書くなら、それを現実経験の差ということにはしないでもらいたいです。小説は生まれてからずっとベッドの上で生活せざるおえない人でも、その人の精神だけは宇宙の裏側まで飛ばす力があると思うので。戦争を体験しないと本当の戦争が分からない、は文学で克服できるんだという気概を、太田さんの次回作に期待しています(できれば固有名詞をぼかさない長編で)。
最後に良かったところも。
やはり、本が好きだと言うところ。ただのパスティーシュや、知識のひけらかしではなく、こういう本が好きなんだというのが伝わってきたので、この本をきっかけに元になったであろう本を手に取る人が増えるんじゃないでしょうか。本から本に繋がっていくという、本好きになるきっかけとして最高のことが表現されていたのだと思います。
マボロシの鳥 関連情報
HERO’S2006 ~ミドル&ライトヘビー級世界最強王者決定トーナメント決勝戦~ [DVD]
秋山が世界制覇を成し遂げた。もともとの柔道の技術の高さに加えて、打撃のセンスが相乗効果を生み、遂に優勝を成し遂げた。しかし、決勝戦は冷や冷や物だった。マヌーフの肉体は半端なくごつい。Kー1に出るくらいの才能を持っている。だが勝った。大和魂です。
宇野の根性も素晴らしい。カルバンも肉体は80kgはあろうかというでかさ。よく戦った。
大晦日のダイナマイトが楽しみだ。
HERO’S2006 ~ミドル&ライトヘビー級世界最強王者決定トーナメント決勝戦~ [DVD] 関連情報