2007-2008 マンガ論争勃発
マンガ文化の「表現の自由」を巡る議論について学ぶ上では、この本は良著です。「いろいろな人の話を聞いてきた」と銘打っているだけあって、表現規制を訴える人たちにも、規制反対を訴える人たちにも話を聞いています。お互いの誤解を解き、対話の第一歩となる企画という事ができます。なお、政局の混乱から政治家諸氏へのインタビューができなかったとの事なので、その点は第二段に期待する事になります。特に、規制推進の中心人物であった麻生太郎氏の真意については聞いてみたい。
ただ、規制論を煽るノイズとなって対話や冷静な議論を妨げてきた「おたくバッシング」の問題についての掘り下げが浅かった事は残念です。確かに同じ新聞や雑誌でも記者によって論調は異なります。しかし、特にテレビ報道が事件報道の際に「おたくバッシング」で視聴率稼ぎをしているのではないかという、営利についての疑問は晴れませんでした。好意的報道とは言っても、それが事務所の圧力で叩けない芸能人タイアップのアニメであったりするわけですから、「おたくバッシング」との対比としては不適切でしょう。
さて冒頭では、外国でのマンガ文化の認識と、同人出身の漫画家は多いのかといった様な問題について書かれています。そして、著作権問題、エロマンガ規制の問題、有害図書騒動から松文館裁判へと至る規制論争と規制反対団体の歴史、ゾーニングなどの自主規制の現状、「バーチャル社会のもたらす弊害から子どもを守る研究会」やフェミニズムの立場の真実、おたくバッシング問題、コミケの理念と続きます。勿論、個々のページでは、他の章の内容も含まれていますし、基本的に識者へのインタビューという形で構成されていますので、関心のあるページから読み進む事ができます。
また、執筆の契機になった「同人誌と表現を考えるシンポジウム」では時間の都合で割愛された、「二次創作と著作権」の問題については、踏み込んで書かれています。この部分だけでも、同人誌を作っている諸氏には一読の価値があるでしょう。これはつまらない事でバッシングを受けない為にも必要です。
2007-2008 マンガ論争勃発 関連情報
ヨコハマメリー [DVD]
メリーさんを追うことにより40〜20年前のヨコハマの街の様子があぶりだされていく。
メリーさんを知る人=当時の街を知る人。それも歴史の表には表れないような普通の人々、もしくはいわゆる裏の世界の人々だ。
彼らがメリーさんのことを語ることをきっかけに、当時のことを話していく。
生の町の歴史がわかる、そこにいた人たちの生き様がわかる。まれに見るドキュメントだ。
私は幼い頃メリーさんを何度か見かけたことがあり、強烈な印象残っていた。
「どんな人だったんだろう」という興味本位で見始めたがこんなにすばらしい作品だったなんて。
見終わった後、メリーさんに対する愛おしさ、そして生きていく人間に対する愛おしさを感じた。
元次郎さんの唄にも涙。
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びっくり世界一 自然のひみつ (学研まんが ひみつシリーズ)
ひみつシリーズは最初のものに限ります。子供に読んであげようと思い、敢えて古本で当初のものに近いものを取り寄せました。子供もとても気に入っています。
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プライバシー大論争 あなたのデータ、「お金」に換えてもいいですか?
浅川さんが担当した前半では日本でプライバシーの扱いに関して問題となったことが網羅され、これを踏まえて日本の個人情報保護法は何を保護できているのか、または保護できていないのかをするどく記述されている。対して後半の大豆生田氏が記述した後半では、プライバシーにただ乗りをしたい産業界への気遣いが随所に見られ、大変見苦しく感じた。タイトルに対してふたつの側面があることを示すために対称性を持たせた論を1冊にまとめたという解釈はできるが、タイトルと帯から期待する記述内容は浅川さん担当の前半であろう。以上のことから、大豆生田氏が記述した後半はこの本には不要であり、別の本にすべきであったろう。
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PUNK EATS J-POP
もともとの曲も大好きなんですが、このカバーもすごくいい感じです。
なかにはこっちの方がいいかなってのもあるぐらい。
韓国のバンドだけど英語なんで聴くのに問題ないし、おススメです。
COUNTER RESETのアルバムも聴いてみたけど、すごくいいです。
韓国にもこんな素敵なバンドがいたんですね。
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