高橋三千綱 ランキング!

高橋三千綱 ありがとう肝硬変、よろしく糖尿病 (幻冬舎単行本)

昨今、保険会社か、それとも医療産業の陰謀か、早期検診や遺伝病、老化現象であるガンが治癒するといった金になる幻想が吹聴されている。本書は、本人の不摂生により糖尿病、肝硬変、ガンを患った天邪鬼な作家が綴る闘病記である。無駄に医療資源を食い尽くす老人や病の前で女々しくなる男たちを厳しく糾弾している。訃報近し・・・ ありがとう肝硬変、よろしく糖尿病 (幻冬舎単行本) 関連情報

高橋三千綱 お江戸の若様―右京之介助太刀始末 (双葉文庫)

高橋三千綱氏の本は面白いので思わず一気読みしてしまいました。 お江戸の若様―右京之介助太刀始末 (双葉文庫) 関連情報

高橋三千綱 素浪人心得――自由で愉快な孤高の男の生き方 (The New Fifties)

 9月の空という剣道クラブ青春ものをかつてお世話になった病院の待合室から持ってきてこそこそ読んだことがあり、どんな作家なのかと思っていました。

 肝臓が悪いらしい。
 もしこの本に書いてあるデータなどがほんとうなら、肝硬変から肝がん一直線で、もうすぐ何度か手術することになるでしょうね。
 最後は肝がんが転移して死ぬでしょう。節制すればあと20年ぐらいはOKかも。しかしこの本に書かれていることから考えると、
 アルコールは絶っていないようなので、わたしが主治医ならすぐ、再生細胞を使うとか、肝移植とか、最先端の生化学的な治療とか勧めますね。
 
 脳はしっかりしている方のようです。

 感想

 この本に書いてあるように、無頼で一人だけひかげで我慢して付き合いだけは人一倍の生き方が事実なら、壮絶というか下手ばかり打つ生きざまで、ずいぶん損をしたんだろうなあと思わせます。貯金はないんじゃないでしょうか。

 深沢七郎と同じ。成功したのはいいが、あっという間に絶壁の頂点で、後ろから突き落とされた経験もあるようだし。

 配偶者はおられるのでしょうか? そういえば一度カップルでどこかでお見かけしたような…そういう思いを持たせる書き方。

 この作家の文章には、劇画的な躍動感があると思って読んでいたら、劇画の原作とかシナリオとか手当たり次第に何でも書いている人らしく、乱造している作品の数に驚きます。そういえばスポ−ツ紙に競馬とか連載をしていて、キオスクでもときどき買いますね。

 芥川賞とか直木賞の受賞作家には二種類あって、大企業の宣伝やマスコミに露出して莫大な収入を得ている人もいれば、いじめられて蹴り入れられて没落している人もいますね。この作家は、うまいことやろうとして失敗。それをある程度正直に書いてあると思う。

 人生の深い意味を知るためにも、お勧めします。もちろん読んでおもしろいです。エンタメとしても価値あり。 素浪人心得――自由で愉快な孤高の男の生き方 (The New Fifties) 関連情報

高橋三千綱 ひと粒の宇宙 (角川文庫)

好みの作家が入っていると、つい買ってしまうアンソロジー。
30人いれば、読書好きなら一人くらいはヒットするだろう。

初めて出会う作家の作品もあって、そういう意味では面白いが
どうもホラーチックなオチの作品が多いのはなぜ?

優れた短編ならではの、人生を鋭利な刃物でスパッと
切り取ったような作品がもっと読みたい。
ひと粒の宇宙 (角川文庫) 関連情報

高橋三千綱 映画パンフレット 「真夜中のボクサー」 原作/脚本/監督 高橋三千綱 主演 田中健

この度はどうもありがとうございました。とても満足しております。また、ご縁がございましたら宜しくお願いいたします。 映画パンフレット 「真夜中のボクサー」 原作/脚本/監督 高橋三千綱 主演 田中健 関連情報




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