ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編 6 (Gファンタジーコミックス)
3、4巻の感動から一転、「皆殺し」という題名にふさわしい重い内容となっています。
しかし、この惨劇を経験しなければ、死のループからは抜け出せない。
この惨劇があるから、本当の解決編がより心震わせるものになる。
それは古手梨花も読者も同じです。
「ひぐらし」において、防げなかった惨劇は変えられることなく残り、独自の時を刻み続けます。
それは、現実の悲しい事件が取り消せないことと同じです。
だからこそ、人は次に同じ悲劇を繰り返さないように努力をします。
「皆殺し」編には、そういう現実の厳しさが込められているのでしょう。
心して読んでください。
そして、古手梨花の真の決意を見届けてください。
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ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編 6 (ガンガンコミックスJOKER)
富竹ジロウさんの暴走機関車の描写とオチに爆笑しました。
シリーズをかさねるごとに作者さんの画力が向上しているのでとても楽しめました。
富竹ジロウさんと反比例して赤坂さんはまさしくヒーローです。
かなりチート入り気味ですが赤坂さんカッコいいです。
最後はまさしくスーパー赤坂タイムでした。
しかし漫画とは関係ないあの事件のおかげで・・・
残念なのは、最後の赤坂さんの決めセリフ。
普通なら赤坂コールが沸き起こるカタルシス場面なのですが、あの事件のおかげで決めセリフがギャグにしか聞こえなくなってしまいました。
「給料いくらだ?」
人間国宝さんみたいだよ赤坂さん。
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卒業 (初回限定盤)
歌唱力はあと少し!
ただ、今回は本人作詞ってこともあって、これまでのナカムラ326による内省的なものから大きくイメチェンを図ることに成功した感じはします!
若干詰めの甘さが感じられる歌詞ですが、少し若さというより、幼さ(イノセントという意味での)がうまく表現されていたと思います。
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そのまま。―安倍麻美写真集 (ヤングサンデーブックス)
タイトル通り、「そのまま。」のあさみんが詰まっています。
普段の何気ない生活の中の、自然な表情がたっぷり写っています。
地元・北海道での撮影場所は、彼女の思い出の地でもあるようで(巻末に解説があります)、本当に楽しげな表情が見るものを幸せにします。
制服写真も良い感じです。
また、牧場での写真は、本当にいい表情で写っていて、一見の価値ありです。
ただ、欲を言わせてもらえば、18歳なんだからもうちょっとセクシーショットみたいなものがあっても良かったんじゃないだろうかと思います。
申し訳程度の水着写真だったら、無くても良かったんじゃないでしょうか。
個人的には、お姉さんの写真集よりこっちがお気に入りです。
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ひぐらしのなく頃に解 第二話 罪滅し編(下) (星海社文庫)
回答編ではありますが、厳密な回答ではありません。
たぶん…そうなんだろうな、という程度のものです。
なぜなら、回答を導き出す人間が出題編でも被害者であり加害者であり。
探偵役としての第三者ではないので、あくまでも主観的なもの。
だから、「納得できない」「ありえない」というブーイングが出るものしかたないかな。
だけど、謎解きを横に置いて、この本のみを読んでみれば。
頭に血が上った自分を冷静に顧みて、その反省をいかすチャンスなんてそうそう与えられないよね。
圭一そしてレナの暗い過去が語られ、やり直すことのむずかしさ、
それでも人を信じることのすばらしさが、恥ずかしいほどの熱い文章で語られます。
それでもやっぱり。。。
惨劇は起こってしまうのですね。梨花ちゃんと話してた名無しの正体は、次巻であきらかになるのでしょうか。
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