ファントムブレイブ イヴォワール物語 新装版 (CR COMICS DX)
道満晴明初めての長期連載物。
あまり話題にならなかったり、なっても「作者がゲームをやらずに描きやがった!」って
ことでの話題だったりと何だか不遇なまま絶版となってしまった作品の新装版。
線は今よりさらにあっさりしていて、90年代後半の初期作品に近めな感じ。
今の道満に慣れてる人は始め物足りなさや違和感があるかもしれないが、
読み進めていくと作風ととても合っていることに気付くと思う。
話の流れ自体はヴォイニッチホテル的な、基本1話完結だが全体に繋がっているといったスタイルのもの。
ファントムと呼ばれる霊魂を操れる何でも屋の少女・マローネとファントムであるアッシュは
面倒な依頼を安値でふっかけられながらも黙々とこなしていく。マローネは悪霊憑きだと忌み嫌われているのだ。
こちらも数話読めばヴォイニッチホテル同様、その世界にどっぷり引きずり込まれること請け合い。
道満は長きの逆境を経てようやく、ヴォイニッチとぱらいぞの発売で一気に認知度とファンを増やしたが、過去作品だって十分いけてる。
ヴォイニッチは過去作のいいとこどりだから面白いに決まってるなんて評してる人もいたけど、
そんなことはない。過去作だって十分面白い。まあ、何を言いたいかというと、オススメだということです。
ファントムブレイブ PORTABLE
ファントム・ブレイブはPS2版の頃の大ファンでした。当時はスト−リーを楽しむ所までは出来たものの、やりこみ要素についていけず、結局は全ての隠し要素を見ることなく諦めてしまいました。
しかし、PSPという手軽なハードに移植された事で時間・場所にとらわれる事なく限界に挑む事ができるようになりました。飽きさえしなければ楽しみつくせる素晴らしい試みではないかなと思います。
もともと良ゲーなので、もちろん始めての方にも大変お勧めです。
PS2 → ベスト版 → Wii → PSP と、若干引っ張りすぎな感もあります(というか何故もっと早くPSPに移植しなかったのか)が、それはそれとして。
自分はまだプレイしていませんが、Wii版から入れられた【もうひとつのマローネ編】ではレイブンの団長たちを動かせる夢のようなストーリーもあるので、過去にプレイされた方はこちらからやってみるのもいいかもしれません。
個人的に納得いかないのは、アイテムの所有限界数が以前のまま変わっておらず、アイテム収集に苦労したことですね。せめて200は持てるようにして欲しかった……。
ファントム・ブレイブ (通常版)
日本一のやりこみ系S・RPGをやった事のある方ならそれの正当進化版だと思ってもらえればOKです。本作品で初めてやりこみ系に触れると言う方にもぜひお勧めします。何しろLvが9999まであるS・RPGですよ……?20時間ほどやりましたが、まだTOPのLvは130位です(汗私のように、ちまちまとLv上げするのが好き、と言う人にはもってこいのゲームですね。下手なオンラインゲームよりもずっと面白いです。ただ、本作品特有のシステムでコンファインと言うのがあり、キャラがバトルフィールドに存在出来るターンに制限が付いています。主人公のマローネは無限に存在できますが、その他のキャラは2~8ターンで霊界に帰ってしまいます。このシステムには賛否両論あると思いますが、最強キャラ一人ではクリア出来ない、この点には好感がもてます。マローネに限らず、Lv9999までなったら転生させてLv1からやりなおせば(成長率を自由に振り直せる)延々とゲームを楽しめるわけです。武器などの装備品のLvも9999まであるらしいので、日本一の次回作まで、自分はまったりとプレイする予定です。
魔界戦記ディスガイア4 POWER OF IWASHI (ファミ通文庫)
内容はディスガイア4のストーリーを省略して書いた感じです。
自分はプレイ済みですが結構楽しめました
でもやっぱり物足りないとこがありますね・・・
ラストはあのEDみたいなのがよかったなぁ・・・(得に条件のないEDです。プレイ済みの方はわかりますね?)
でも普通に楽しめたので暇つぶし程度にいいと思います
ファントム・ブレイブ オリジナルサウンドドラマ
予想したまま、というのはがっかりした気持ちを込めた言葉です。
こんな内容だろうな~というのが的中。
同会社の作品「ディスガイア」のキャラが活躍するところが多いです。
ディスガイアを楽しんだ人なら、ともかく
そんなに楽しめる内容ではありません。
それでも星四つなのは、
正反対のキャラ「マローネ」と「ラハール」を
「水橋かおり」さんがあまりにも上手に同時に演じたことに!