Phoebe Snow
うら若きころ、とある横浜の喫茶店のBGMで聴いて、カントリー的な
物とは一線を画す、都会的なブルージーさに釘付けに・・・・
それ以来、2枚のLPはすれ切れるほどのハードローティション
いまだに大事にとってある。
彼女の感性は当時の世界の若者への汎用性は証明されたのは明らかでしたが、この年月を重ねて、いまだに色あせることなく、ますます、
必要とされるヒーリングさは時代を超えた普遍性をも持つことが
今、このときに証明されるのかも知れない・・・・。
このアルバムを聴きながら、この文章を終える・・・。
ぜひ一度、時の流れにも、流されない曲があることを体感してみて欲しい。
独特の歌唱で、ファンも多いフィービー。このライブは必見です。のっけからあのビヴラート全開!バンドもご機嫌なサポートでステージを盛り上げます。
このステージ一番のおすすめはギタリストです。とにかく最高のバッキングとソロを聴かせてくれます。
恥ずかしながら、私このギタリストを知りません。
どなたか教えてください。
本当にフィービーのステージにマッチしてますので、ギターしている人はこんな音だしてみたいと必ず思います。
パンやのくまさん (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本)
ロバートキヨサキ氏のオススメ絵本が、石のスープならば、
みどり はなえはこちらです。
表紙のドアの上に、3とあり、
推測には3号店です。
つまり、すでに
「パンやのくまさん」はチェーン展開しているのです。(ビジネスシステム構築済)
店主・くまさんのかわいらしさに人気爆発(口コミ伝染感染中)
礼儀正しく、サービス満点(顧客満足度120%)
毎晩必ず、現金を記帳(キャッシュフロー完璧、しかも無借金)
それくらい素敵な絵本です。
ビジネスに疲れた夜にこれに限ります。
錯視芸術(アルケミスト双書)
気持ち悪いが面白い
カラーでないのが残念ですが、
代表的な錯視のレパートリーが載っていて見てるだけで楽しい一冊。
少し軸をずらしてやると、不思議の世界に迷い込む脳の危うさと、
ごまかしごまかしで綺麗に世界を見せてくれの脳の勤勉さ、
その両面を味わえました。
ちょっと前に脳のアハ体験って言うのが流行りましたが
錯視は、気持ち悪さも含めて生命の神秘を感じるかっこうの題材。
もやもやする感じも合わせて、非日常の世界を覗いてみませんか。
読んでからの一言
電車の中で本をくるくる回してる姿は、きっと奇妙だったろうな
Persuasion [DVD] [Import]
BBCの「高慢と偏見」に出会って以来、オースティン作品の魅力に惹かれて、本とともに映像化された作品を楽しんでいます。
このPersuasion、「説き伏せられて」または「説得」というタイトルで邦訳本が出ていますが、映像化されたものは「待ち焦がれて」というタイトルになっています。
原題と随分違うタイトルをつけたものですが、作品自体は原作にきわめて忠実に作られています。
この点、エマ・トンプソンが大胆な脚本により映像化した「Sense and Sensibility(いつか晴れた日に)」とは趣を異にしています。
この作品も素敵な作品です(キャストも豪華だし)が、個人的にはPersuasionの方が好きです。
「高慢と偏見」のような、はつらつとした華やかさはありませんが、ヒロインのアンが、一度は失った愛情を取り戻していく過程が、静かにゆったりとした流れの中で、しみじみと描かれていきます。(でも、決してべたついたロマンスではないのです)
原作では優れた容姿を持つと表現されているアンとウェントワース大佐ですが、客観的に見てかなり地味めです。
しかしこの二人の微妙な心の動きを追っていくうちに、その言葉や表情が見る側の心に迫ってきます。
アマンダ・ルートとキアラン・ハインズの演技は素晴らしいと思います。
音楽も、バッハとショパンの静かなピアノの調べが、この作品の持つ雰囲気を見事に伝えています。
途中コンサートの場面で歌われる曲も、アンの心情と重なるような惹き込まれる逸品です。
好みが分かれる作品かもしれませんが、私としては日本でもっと評価されて良い作品だと思います。
そのためには、もっと手頃な価格で入手できるDVDがリリースされることを願わずにはいられません。