Carpenters
前作、”遥かなる影”で初めての全米1位を獲得したカーペンターズはこの時期心身ともに充実した時期を過ごしていたことだろう。
このアルバムからはそのような彼らの充実感と落ち着きを感じるのだ。
前作に続いてこのアルバムにも後に彼らのコンサートでも欠かせない名曲の数々が収録されている。”Rainy Days And Mondays ””For All We Know ””Superstar ””Sometimes ”がそれだ。
それにしてもカーペンターズのアルバムにはどれも数曲の名曲、ヒット曲が収録されているが、こんなアーティストはほかにはビートルズくらいしかいないのではないだろうか。
普通であればヒットアルバムとしては一枚か二枚程度、そしてその中にヒット曲はせいぜい1、2曲といったところだろう。
この事実だけでもカーペンターズが70年代だけではなく音楽史上でも最高のアーティストであった事を証明しているのだ。
ビートルズの音楽は現在クラシックの音楽家にも取り上げられるようになり、すでにクラシック音楽となった。クラシック音楽がなぜ素晴らしいのかというと、
その時流行した音楽も年月の流れによって良いものと悪いものに選別され良いものだけが残ってゆく、ながい年月を生き抜いた音楽・・・これがクラシック音楽であり、精神性高い本物の芸術なのだ。つまり歴史の審判を仰いだ結果時代をこえ民族をこえ残されたものなのだ。
カーペンターズの音楽はおそらくクラシックとなり、これからも多くの人の心をとらえてゆくのではないかと思うのだ。
そしてこのアルバム中” (A Place To) Hideaway ””One Love ”にはカーペンターズの不滅の名作である次回作”A Song For You ”の響きがすでに聴こえてくるのだ。
それにしてもカレンがリチャードのピアノ伴奏のみで歌う”Sometimes ”はなんと美しいのだろうか。
もしカレンが今生きていてコンサートを聴くことができるのなら、このようにリチャードのピアノ伴奏のみでカレンが歌うコンサートを聴いてみたいと私は思っているのです。
トワイライト (5次元文庫)
一度読み始めたら止まらない面白さでした。不思議な話が満載なのですが、まえがきに書かれているとおり、実際にサイキックの著者が経験したことに基づいているのだと思わされる、不思議なリアリティがあり、無理なくストーリーの世界に入っていくことができます。サイキックな力を持つ主人公の女性が魅力的です。とても人間的でチャーミング、恋、仕事、結婚について悩む中で、スピリットから教えられるアドバイスや知恵は、私にとっても必要なものばかりでした。主人公と一緒に笑ったり、しみじみしたり、せつなくなったり…何度読み返しても、新たな発見と気づきがある、大切な本です。
ライヴ・イン・ジャパン~イエスタデイ・ワンス・モア 武道館1974 [DVD]
1年に200公演以上をこなして、新しいアルバムの製作もできないほどにツアーに出かけていた1974年の伝説の日本公演。この武道館ライブには、収容人数の7倍とも8倍とも言われるチケットの応募があったといわれ、応募数ではあのビートルズの武道館公演を越えたコンサートだ。このDVDを通してもカーペンターズが当時の日本でどれほど熱狂的に迎えられていたかを知ることができる。曲目はその前の年に発表され、ポップス界に金字塔を立てたといわれるアルバム“Now&Then"と同様なコンセプトのものとなっているが、"Now&Then"に収められていないオールディーズのナンバーも見事にこなしている。"Mr.Guder"など実際の演奏風景の映像がほとんど残っていない曲目も収録されている。このDVDを通してやはり才能のある人の下には才能のある人が集まるものだと感じさせられる。リードベースのトニー・ペルーソ、カレンが大好きだった番組「ミッキーマウス・クラブ」でドラムをたたいていたカビー・オブライアン、ベースもフルートもサックスもこなすマルチプレーヤーのボブ・メッセンジャー、カーペンターズとしての活動を開始する前から彼らと深いかかわりをもって、彼らのサウンド作りを支えてきたダグ・ストラウンやダニー・ウッドハム。彼らの周りのバンドメンバーは名人揃いだ。男どもに囲まれて紅一点がんばるカレンの姿は今となっては切なささえ感じられるが、カーペンターズの真の実力を堪能できる貴重なDVDだ。
青春の輝き~ヴェリー・ベスト・オブ・カーペンターズ
何となく心に心地よい曲を聴きたくて
このCDを買いました。
やっぱりカーペンターズはいいですね。
透き通った声がスッと心に染みて来ます。
発音がキレイだし、とても聞き取りやすいので
このCDは英語のリスニングの練習にもいいですよ!!
受験生の娘もこれを聞いて練習しています。
受験生にもお勧めの一枚です。