大怪獣ガメラ デジタル・リマスター版 [DVD]
話題のiTunes映画にたぶん同じデータからのものと思われるものがアップされている。そちらで視聴。
何と言っても、船越英二が若すぎる(笑)。
そして、ゴジラもガメラも核爆発が由来であったのだと、認識を新たにした。
作成年代からして特撮等にも稚拙さが散見されるが、歴史的なキャラクターであるガメラの第一作ということで、許されるところであろう。
デジタルリマスターにより、クリアな画像や音源になっていることは好ましい。
エンカのチカラ-SONG IS LOVE 80’S&90’S
一流の演歌歌手がJ-POPを歌った録音を集めたコンピレーションアルバムです。こんな聴き方もあるんですね。なるほどうまいです。冒頭の五木ひろしの「TSUNAMI」は最高ですね。「恋に落ちて」は小林明子の少し雑な歌い方が好きではなかったのですが,南かなこが魅力的な歌唱を披露しています。都はるみの「聖母たちのララバイ」,石川さゆりの「ジェラシー」,藤あや子の「愛染橋」など,何度でも聴いていたいです。
今回は先のレビューに対して辛口コメントを。これはあくまでも,「演歌歌手が歌ったJ-POPアルバム」です。普段はコブシを効かせて演歌を歌っている人たちが,J-POPをどのように料理しているかが聴き所です。皆さすがプロです。J-POPは当然J-POP風に歌っています。これをど演歌調で歌ったりすれば当然NGです。評価をする方も,ポップスでも演歌でも聴きなれた耳がなければいけません。演歌テイストの効いたJ-POPを楽しめる人でないと,正当な評価などできません。J-POPにド演歌のコブシを求めてしまうような人は,いろいろな曲を聞いてからまたここに戻ってきてください。J-POPのアーチストは演歌を歌える人もいるでしょうが,ほとんど歌っていません。ここでは,J-POPでも持ち歌同様のクオリティで歌う演歌歌手のうまさを堪能しましょう。
日本の名詩を読みかえす
石垣りんも、山村暮鳥も、丸山薫もこの本で知った。こんなに、詩の世界が楽しいとは今まで知らなかった。北原白秋や、三好達治など、有名どころも網羅してあり、また各詩人から2、3の代表作をピックアップした後の編者の適切な解説が素晴らしい。詩も、たまには読んでみたいけれど、何から入れば分からない時、この本を手に取れば間違いないと思う。これと、ねじめ正一氏の「言葉の力を贈りたい」を読めば、詩の魔力の虜になることうけあい!
症例から学ぶSOAPワークブック―薬剤師が行う薬物治療マネジメント
本書は、POSの考え方やSOAP手法の所謂“How to本”ではありません。病院・薬局の別なく、臨床現場の薬剤師に求められている薬物療法に向かうべき視点(薬物動態、EBM等)やアプローチの仕方が、分かりやすく解説されています。
具体的な症例演習の形式で、主要な疾患の基礎的理解ともに、丁寧に解説されており、実際に自分が経験した症例に置換え・対比させて、学べ、理解しやすいところがいいと思います。まさにタイトル“症例から学ぶ”&“ワークブック”の感あり。
経過表やPKシート、SOAPチャート等、掲載されている図表も見やすく、有用です。
(私もそうですが)「プロブレムが上手く抽出できない」「分析・評価(A)が難しい」と悩んでいる人にとって、バイブルとなる一冊と思います。