考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
この本は、2部構成になっている。
一部は、書く技術について。そもそも、この文章を書きながら、思う事はただ一つ。「この本の良さが伝わりますように!」そう思いながら書いている。ただ、もしもこれが100ページに渡る企画書なら?調査報告書なら?・・・100ページという重みのせいで、そういった基本的な気持ちを忘れてはしないだろうか?書き上げる事だけに注力してしまい、読み手が見えていない・・・・
そういった事にならないように、というのが基本的な流れだ。つまり、読み手のために書く、その具体的技術について説明している。
二部は、コンサルティングスキルのひとつである「ロジカル・シンキング」について扱っている。そもそも、ビジネスで文章を書くとき、人はなにかを伝えるため、理解してもらうために書く。それは、プレゼンテーションを紙上で行っている事と全く変わりない。二部では、ロジカル・シンキングの考え方を、紙上で表現するための方法を述べているのだが、それはつまり、ロジカル・シンキング自体でもある。
この本の難点といえば、その翻訳の稚拙さだ。例えば、コンサルタントにとっては常識の概念やよく知ってる業務知識も、知らない人は知らない。そんな些細な事で読み手を置いていってはいけない・・・・読み手を思うのなら。
また、構成にも重複や冗長性が多い。「さっき書いてあった事と似ているようで・・・・どこか違うんだろうけど・・・・」そんな思いを何度となくした。
個人的には、それらは挑戦と受けとり、この本をモチーフに40ページほどのレジュメをまとめた。それにより、ほんの内容を実践できただけでなく、自分が1からほかの人に説明できるようになった。
この本の難しさを嘆くのなら、一度腰を据えて、自分の言葉に翻訳してみると良い。その時、きっと書く技術も考える技術も手に入っているはずである。
バーバーのアダージョ~安らぎの名曲集
アダージョそしてラルゴがお好きな方には最適なオムニバスです。珠玉揃いの中でも、やはりヘンデルのオンブラ・マイ・フが秀逸で、美麗かつ荘厳な曲調は"G線上のアリア"を凌ぐものがあります。1000円という価格帯を考えれば、これ1曲で元が取れます。アンダンテ・カンタービレは、かのトルストイが初演を聴き、涙したという逸品。パヴァーヌの壮麗さは説明不要でしょう。
インビクタス / 負けざる者たち [DVD]
我が魂の指揮官なのだ。 しびれるセリフです。 フィクションか否か 関わらず、 映画には 心踊る、首筋がジンジンするようなセリフやシーンが必要です。 それがなければ映画を見る意味がないと思います。 見た映画が、星五つだろうが、一つだろうが、その中に ほんの一瞬でもそんなセリフやシーンが 心に残り、何十年も消えず ふとした時に思い出して、いい気分になることができたなら その映画はいい映画です。 私は日々 その心踊る体験をするために 映画を観ます。 クリントイーストウッドは、映画に 意図的にかつ巧みにその瞬間を入れる監督です。 まだまだ人間はドキドキできます。
元気ですか
音源は発売済みのCDと同一なので過去のCDを持ってる人には
ちょいと物足りないかな。IPOD等に入れてるならなおさら
同時発売のコンピレーションアルバムは買って損はないですよ
聞き比べると、歌い手のによる変化もわかるし
元歌の良さも再確認できました。