[ニューバランス] new balance new balance NB ML574
待望の本革574が出たので、LWH レザーウィートを購入しました。人工皮革の574ブラウンを持っており、これはこれですごくいいのですが(とにかく履きやすい、歩きやすい)、やはり本革の風合いは別物です。UK576やUS576で2万近く出すのはちょっと、と思っていた中でのこの本革ML574でした。これはジーンズやチノにも合います。また、他の色にある色違いの部分(紐やかかと上部)がこの色では同色系なので、(ぎりぎりですが)チノにあわせてビジネスカジュアルも可能そうです。
ML574は、メッシュのせいなのか、つま先が薄い感じで、人工皮革の574に比べどことなく「弱く」みえて敬遠していたのですが、この本革ML574はそんなことはなし。Dウィズなので、574同様、1サイズ上を注文しましたが、問題ありませんでした。少しタイトなのは、履いているうちに革が伸びてくるものと思います。
やや写真より黄土色に近い気はするものの、オーソドックスでパンツを選ばない形と本革に大満足です。また、靴のネット通販は、試着もできず心配、リスクがつき物ですが、Amazonの返品への対応(プライムでは返品の送料無料)や、同梱されていたガイド(1枚のパンフレット)も好感が持て、リスクを気にすることなく注文できました。 レザーバーガンディーも気になっています。
ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)
新幹線の駅で消去法で購入しました。ある意味ジャケ買いです。
「2」なのに気が付かず(1は読んでいませんでした)、
暇つぶしになるかなくらいの気持ちで読み始めたのですが、
ところがところが、なかなかの読み応えがありました。
ちなみに「1」を読了していなくとも大いに楽しめます。
北鎌倉の古書店を舞台に、可憐な女店主とそこで働く主人公の青年が、
古書にまつわる謎を解き明かしていきます。
その古書が『時計じかけのオレンジ』だったり福田定一だったりとオツなのです。
古書に詳しい方であればネタバレの危険性もあるでしょうけど、
一般の読書好きであれば読みやすく驚きもあって楽しめそうです。
本屋大賞にも選ばれたこのシリーズの人気の秘密は、
博覧強記で浮世離れで容姿端麗でスタイル抜群という、
やや無理のある?女店主のキャラクター設定にもあるのでしょうね。
主人公との予定調和的なロマンスも、さほどストレスなく読めます。
対象年齢は若めでしょうけど、ご年配の方も堪能できる気がします。
レノアプラス フレッシュグリーンつめかえ用 超特大サイズ 1.18L
さすが外資系の企業さんだけあって、レノアシリーズは目まぐるしく変化しますね。
レノアの初期の製品を使っていて、その後、違うメーカーの商品を使ったり、使わなかったりしていましたが、タバコ(周囲の人が吸った)や汗臭さ、焼肉など料理の匂い防止のため、静電気防止のために、また、使うことにしました。
洗剤や洗濯方法を替えたので、レノアだけの効果かどうか分かりませんが、汗をたっぷり吸ったTシャツや枕カバーの匂いがしなくなりました。
香りも控え目で、家族の誰もこの商品に変更したのに、気がつかなかったぐらいです。
もっとも、規定より少な目に入れて使っていますから、そのせいかもしれません。
元の容器に入れ替えて使っているので、スクリュータイプのキャップが付いているほうが便利です。
商品説明にある、「衣類をふわっとやわらかく仕上げ」というのはあまり効果を感じません。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) アクティブマミーシュラフ600 グリーン [最低使用温度 5 度] M-3438
10000円台のシェラフに比べやや嵩張りますが、
2500円台でよく出来ています。
私の持つ高価な3シーズン用シェラフは、ドローコードか゜顔の周りのみで密着度が高く、デッドエアを逃がしません(5月の低地キャンプで丁度良い)。綿もダブル縫製?でよく膨らみます。
対して、こちらのシェラフは、手間の掛からぬシングル縫製、顔のみでは密着度余り高くないですが、顔+首回りのドローコードで、暖かい空気を逃がさない様にしています。
キャンプ場の暗い最中では、この紐に引っかかってジタバタしてしまいます。 家であらかじめテストして、首側のドローコードを締め気味にして、紐をまとめておいた方が暗い中、動きやすいと思います。(購入が初夏の為、耐寒テストはしていません)
8月にネットカフェに泊まりましたが、半そででは動いていても寒く感じる室内で、側面のファスナーを閉じずに快適に眠れました。
収納サイズが、2泊3日用のキャリーバッグにはちょっと収まりにくく感じたので、モンベルの圧縮袋(M)で少し小さくして、一泊分の着替え等入れられました。
Anne of Green Gables
アニメで、村岡花子さん訳の翻訳版で、子供の頃慣れ親しんだアンを、一層身近に、いとおしく感じたのは、私が大人になったからか、それともアンの話した言葉(英語)で読んだからだろうか。
時々難解な単語や言い回しは出てくるが、英語はそんなに難しくない。それでいて 読み応えがあるのは、表現力の豊かさ、文章の端々に表れるユーモアセンスなど、さすがのモンゴメリーの文章力によるものなのだろう。
そそっかしくて、いつも失敗ばかりしていて、自分のルックスに激しいコンプレックスがあって、夢見がちなアンに少女時代の自分の姿を重ねているのは、私だけではないだろう。恋をしている時、卒業を前にした時、社会に出た後、結婚してから、など 人生の様々な局面で読み返すと、その時々で違った味わいを楽しめるはず。マリラやリンド婦人の厳しい言葉にも共感できるようになるし、「そうさのう」が口癖の無口なマシュウが哲人のようにさえ見えてくる。
お店に行けば何でも手に入る現代に生きる私たちには、パンもケーキもパイも(それも何種類も)自分で作り(しかも冷蔵庫もない時代に)、手作りの洋服を何度も繕っては大切に着るような生活もとても新鮮。「砂糖漬け」「いちご酒」って英語でこうやって言うのね などと感心しつつ、食欲を刺激されながら読むのも楽しい。
翻訳版に親しんだ人なら、英語で読みながらも、要所要所で翻訳版で使われていた単語、言い回しなどが甦ってくるはず。英語で読みながらも、同時に改めて村岡花子さんの翻訳の奥深さを再認識出来る興味深い体験でもあった。