髑髏城の花嫁
ずいぶん長いこと新作見てないと思ったら、体を壊されていたそうです。
近頃音沙汰を聞かないので、作品放置のまま終了かと危惧していました。
一日も早い御快癒をお祈りします。
内容は、元気で本好きな姪と、クリミアの戦場帰りの伯父のコンビの息のあった活躍が楽しめるシリーズ第二段。
当時の風景が思い浮かぶ描写は相変わらずで楽しませてくれます。
ただ、銀英伝や創竜伝の毒気と批判精神が好きな人にはちょっと物足りないかも。
私の主観では、田中先生の作品は、過去の作品を翻案(「隋唐演義」「岳飛伝」)したものより、
オリジナル作品・架空歴史(「ラインの虜囚」「奔流」「銀英伝」等)の方が遥かに読み応えがあります。
今後も、「楊家将演義」に手をつける前に、過去の宿題を完済してほしいなぁと思いつつ、
続きを待ちたいと思います。
銀河英雄伝説 Vol.12 [DVD]
この話では、ラインハルトのフェザーン占領と同時にヤンがイゼルローンから離れて行く話しです
これの見所は、やはりヤンとロイエンタールという用兵巧者が互いの手を探りながら戦っていくところですかね。
まあそことは別にイゼルローン脱出計画を立てるために頭を痛めるキャゼルヌ中将の表情も見所です
銀河英雄伝説 外伝 ミッターマイヤー・ロイエンタール編 [DVD]
誰ひとりとして役者さんを知らなかったのですが、舞台は文句なく面白く、DVDも帰宅後即予約しました。
いざDVDを観賞して・・・妙な違和感があると思ったら微妙に役者の口の動きと台詞がずれている。本編はおろかアフタートークまで。これはどういうこと!?もう一つ、冒頭のダンスシーンのカメラワークが変わり過ぎて最悪です。中河内さんのキレキレのダンスが勿体ない(怒)。
舞台そのものは面白かったです。
イメージよりちょっとチャラいミッターマイヤーですが、真面目な正義感は忠実に守られてたので許容範囲。エヴァンゼリンへのプロポーズは見たかったけど時間の都合であえなくカット(^^;
ロイエンタールのトラウマ表現は目からウロコで感心しきり。女性ダンサーとの絡みで漁食家な面と裏腹に本心から信頼できない苦しみを表現してました。
お二人ともダンスシーンあり、戦闘シーンありと激しいシーンの連続で実に体力勝負な舞台でした。ミッターマイヤーなんてほぼ出ずっぱり。
ミッターマイヤーの部下、ドロイゼンのポチっぷりと、舞台は渋くアフタートークはボロボロのアンスバッハはこの舞台の癒しです(笑)。惜しむべきは、時間的制限上仕方ないとはいえ、ラインハルトに仕えるところまでだったこと。出来たら第2弾で第2次ランテマリオ会戦(双璧の決戦)編も作って欲しいです。
銀河英雄伝説 DVD-BOX SET 2
ビデオ版(つまり放送版?)を持ってたんですが、まー、あり得ないセルもいくつかありましたね。あご出過ぎーとか。でも、その辺かなり以前からクレーム?が強かったみたいで、今回のデジタル化に伴っていろいろ修正されたみたいですね。一番びっくりだったのは、イゼルローン回廊にガイエが出現してくるところ。迫力が増してます。(以前は迫力無しだったけど)いやー、いい感じですね。買い換え大成功(^0^V
アルスラーン戦記 妖雲群行
バルス暦325年の平穏な夏と、言われた時にも王都には鳥面人妖が高等法院に潜り込んでいり、地方には巡検使としてファランギースの前にも、一人で巡検中ギーヴの前にも怪事件がある。そして、アフリードと出会った女神官レイラの本当の身分は...
八年ぶりのアルスラーン戦記、この長い間に事件があったから、声優役は一寸変わったても、いつもの様に山口勝平氏の甘い十六七の少年の声はかっこいい (一寸若い国王と感じないですけど)。CDでアルスラーンの分は少し少な過ぎから、残念。けれども、ナルサス役の飛田展男の声に塩沢さんの感じがあります。とても良いです。
CDを聞きながら、小説を読むのは一番。