うつりぎ七恋天気あめ 初回版
キャラメルBOXの作品は「おとぼくフルボイス」以来です。
ストーリはまあ悪くはない方だと思うし、絵は相変わらずいいし、エンディングもいい。
やや不満だった点は、キャラによってHの回数の差(1回しかなければ3回あるのもいる)とエピローグとサブキャラの攻略がない(なかなかいい味を出していて残念、ファンディスクでも出してほしい)。
14番目の月
荒井由実時代(最初期)4部作の最終作。
わたしなりに最初期4部作の印象を記すと、1作目「衝撃的」、2作目「有機的」、3作目「パワフル」、そして4作目となる本作は「軽やかで、爽やか」となります。
音楽アルバムの雰囲気は、だいたい冒頭の曲調によって左右される、と思っています。その意味では、1作目は表題曲「ひこうき雲」のサウンド、メロディ、詩の伝える情景の衝撃度が、冒頭から全体を規定していましたし、2作目は例外的に1曲目と2曲目、さらに3曲目までイメージが有機的につながって、そこから全体でも有機野菜のような、滋味豊かな味わいを醸し出していたように思います。3作目は表題曲「コバルトアワー」のノスタルジックで、それでいてパワフルなポップ。そして本作では冒頭「さざ波」の軽快なサウンドに乗せた心象風景の描写が、アルバム全体のムードを決定づけている、のではないでしょうか。
アレンジ的には、当時最先端をいく音楽として、都会のおしゃれ人間たちに支持されていたフュージョン・サウンドの影響が色濃い、ですね。それは、どなたかも書かれているように、キャラメル・ママ〜ティンパン・アレーの面々の、集団としての関与が薄れてゆき、本作発表のあとご結婚されることになる、松任谷正隆氏単独のプロデュース色が強まってきたことと、無関係ではなかったでしょう。つまり、松任谷氏が当時、フュージョン・ミュージックにそうとう関心が高かったことが、うかがえるわけです。そんななかで、ボブ・ジェームスとか比較的軽いタッチの人たちの演奏が、「引用」されているように思われます。
そうしたサウンドに呼応するように、いや影響の向きが逆かもしれないですけれど、ユーミンの詩も「ひこうき雲」などと比べると、軽めですね。心象風景を描きますが、内省的な深みには踏み込まず、悲しみにも沈まず、風のようにさらっといく。「心象」よりも「風景」が勝っている、とでもいいますか。
それは終曲にも表れている、と思います。比較的静かな、抒情性を湛えたアルバム終曲がユーミンには多いわけなんですが、そんな名曲「晩夏」を、次作『紅雀』の終曲「残されたもの」(これも名曲ですねえ)と聴き比べれば、荒井由実名義の最後のアルバム『14番目の月』の性格が、よりはっきりするんじゃないでしょうか。両曲とも同傾向の歌のようでありながら、聴き比べると、ちがいは明らかで、それはアルバムとしての両作のちがいでもある、と思っています。
「しゃべれども しゃべれども」オリジナルサウンドトラック
「しゃべれどもしゃべれども」を観てからでも、観ていない人も楽しめます。
明日天気になぁれは、映画の内容とリンクした歌詞がいいですね。
火焔太鼓は、落語をきくのが初めて・・・・という人も楽しめる短めのおはなしです。
長野美郷 [2012年 カレンダー]
朝のお天気お姉さんとしての美郷ちゃんとはちょっと違う感じですよ。もちろん、いい意味で!ここ最近に美郷ファンになった人には、違うかな〜という印象をあたえるかも。8月か9月ごろまでの「長野美郷ちゃん」って感じです。もちろん、いい意味で!!とってもかわいいです。
天気予報の技術―予報実務の実践トライアル!
著者は,市販の気象予報士試験の問題集の解答,解説を
しているため,この本を購入しました.当然,両本の
表現は酷似しているので,相互補完的に用いることができました.
後半の予報の実例では,主に,総観規模の現象が挙げられ
ていますが,それに伴うローカルな気象もとりあげ
られており,気象予報士試験を目指す人は一読されても
いいかもしれません.