背景画集 草薙2 SF編
普段アニメーションなどで表舞台には出てこない背景ですが、この画集で背景の素晴らしさ、大切さを分かっていただけると思います。
また、収録されているデザイン線画はとても緻密で一見の価値ありです!
今回の画集はSF編という事で機械しか無いのかと思ったら機械的なものだけではなく、自然を描いた物や、機械も含んで他と調和された物などもあり、ボリューム的にも満足できるかと思います。
星4つなのは、もう少し様々な作品のデザイン線画を見たかったと言う、私の個人的願望の為そうなってます。
ノーサイドじゃ終わらない
ぷはー!おもしろかったです!
かなり分厚いので一瞬敬遠したのですが
山下卓先生ですから読まないといかんなぁと。
読み出したらあっというまでした。
「RUN×3」は女子の青春ものでしたが
こっちは暑苦しい男子の青春もの。
青春ミステリーと謳っているけれど
これは間違いなく、ラグビー部友情熱血もの。
読んでいてたまにこっちのほうが恥ずかしくなる感じが非常に
自分のMの部分を刺激する。
図書館戦争みたいな。
あ、そこでラグビーのユニフォーム着ちゃう?っていう(笑)。
ただ、ミステリ(サスペンス?)に徹底するか、
青春ものに徹底するか
どっちかに決めれば、この分厚さの半分で済んだのではなかろうか。
「RUN×3」のときに負けじとも劣らずの
80’Sドラマのようなラストが好きです。
あと森本晃司氏の素晴らしいカバー絵にも土下座。