大東亜戦争の正体 それはアメリカの侵略戦争だった (祥伝社黄金文庫)
12月14日が忠臣蔵のスタートではない・・・これは分かりやすい。田母神俊雄氏が時々この「たとえ」を使って説明される。
元禄の世、赤穂藩主浅野長矩が江戸城内、松の廊下で吉良義央に斬りつけ城中禁制の刃傷事件を起こした罪によって切腹を命ぜられ、また、斬られた吉良義央にはお咎めがなかったことを不満とした赤穂浪士が復讐にかかったことから忠臣蔵の話は始まる。
これを伏せ隠して、いきなり翌年12月14日深夜の吉良邸討ち入りから話を始めたとしたら、これは忠臣蔵ではなく狼藉蔵でしかない。
日本が昭和16年12月8日、真珠湾攻撃をしたことから戦争が始まった。日本は卑怯で悪い侵略国家だという話は、忠臣蔵を吉良邸討ち入りの夜から始める話と同じに、全体像を隠して一部だけを強調した恣意的な思い込ませであり、全体像を隠さない事実で見れば、いじめがますます度を増してこのままではいじめ殺されるというときに一発殴り返して反撃に出たのだ。ということをこの清水馨八郎著「大東亜戦争の正体」が明らかにする。
多くの日本人は、「まさか!」という反応だろう。やはり、洗脳というのは効くものだ。当人にとっては洗脳されているという意識は全くない。それが本当のことであって、自分は正しいと本気で信じ込んでいる。オウム真理教信者が何を信じてその後何をしたかを思えば、少しは分かるかな?
占領後すぐ米軍総司令部GHQは、日本人に対してWGIP(ウォー・ギルト・インフォーメーション・プログラム)を実行した。具体的には手紙類の開封検閲、焚書、公職追放、放送・出版等の事前検閲などを徹底的に実施して、日本人に自分の国は悪い国だと思い込ませるように刷り込んだ。
日本人はその国民性から、外国人を信用しやすく、受け入れやすい。WGIP作戦を実施していることさえ隠していたから、なおさら大成功を収めた。その結果が、講和条約締結して被占領国ではなく独立国家となって60年たった現在においてもの「まさか!」である。
その人が「太平洋戦争」と言うか、それとも「大東亜戦争」と言うか?
それは洗脳されたままの人か、それとも、洗脳から目覚めて日本の歴史認識を取り戻した人かを見分けやすく表わしてくれる。そのわけは、この本が説明する。。
「まさか!」という思い込みを一旦でもいいから忘れて率直に「大東亜戦争の正体」を読めば、「そうだったのか!」と目覚めて、操られ人形さんを卒業する人が出てくるにちがいない。
完訳 紫禁城の黄昏(上) (祥伝社黄金文庫)
『異文化コミュニケーション』に掲載された中山先生の論文を読んで完訳を買ったのです。ついでに中国のネット書店を検索してみれば、英語版もあるし中国語訳も出ているらしいです。多分、岩波文庫が出版された当時とは事情が変わったかもしれません。また、康有為は今でも中国で高く評価されている人物で、皇帝を擁護する有名人としてもよく知られています(この点でややマイナスに評価されているけど)。
ルパン三世「ルパンVS複製人間」[Blu-ray]
ずっとTV版を見ていてこの劇場版第1作目を見た時、すごいパワーが伝わってきて
これぞ本物と感動しました。しかし、劇場版2作目を見て少しがっかりしました。
(劇場版2作目のファンの方、ごめんなさい)
ファミリー漫画映画みたいになってしまったので!
劇場版第1作発売、楽しみに待っています。