NIAGARA TRIANGLE Vol.2 20th Anniversary Edition
私にとってはとても懐かしいアルバムです。そう思っている方はきっとたくさんいるはず!20年近く前に制作されたユニットですが、どの曲も今聴いても新鮮です。「古い!」と思っているあなた!一度聴いてみて下さい。
ウォーターボーイズ2・メイキングブック MAKING OF WATER BOYS 2
本当に出演者の裏の裏まで書かれています。
出演者の中に好きな俳優さんがいるのなら買っておかないと必ず後悔しますよ。早く買ってください!!!!!!
Best of Simon & Garfunkel
サイモンとガーファンクルの歌声を聴いていますと、当時ヒットしていた「ボクサー」が大好きだった頃を思い出します。当時、深夜放送ではよく流れていましたので。1969年の頃です。日本ではちょうど関西フォークが台頭し、世間では大学紛争が激化していた時代でした。
世の中の喧騒をよそに、彼らの歌声は静かに当時の日本の若者に共感を与えていきました。透明感のあるデュエットを聴きますと、誰でもギターがあればコピーできるという親しみやすさを覚えたものです。
彼らの音楽は、静の音楽として捉えていました。「サウンド・オブ・サイレンス」しかり「スカボロー・フェア/詠唱」しかり。
アメリカ国内でヴェトナム戦争反対の嵐が吹く中、しっかりとしたメッセージを常に発信していたグループです。
楽曲の美しさは類を見ません。
「旧友/ブックエンド」のどこか温もりのある穏やかさや、「アメリカ」での豊かなハーモニーなどは他のデュエットにはない個性のきらめきがあります。
「早く家へ帰りたい」や「59番街橋の歌(フィーリン・グルーヴィー)」、「アイ・アム・ア・ロック」などの初期の曲もシンプルな構成で好きですね。メロディの美しさは彼らの最大の特徴でもありました。それは「冬の散歩道」のような激しさを持った曲でも同様でした。
彼らの大ヒット曲となった「明日に架ける橋」や南米音楽への関心をもたらすようになった「コンドルは飛んで行く」など、1970年にも名曲を残していますが、その後突然解散したのも意外でした。
あの当時から月日が経ち、2人とも65歳を越えました。偉大なデュオの歌声をCDで辿ることにします・・・。
ウォーターボーイズ スタンダード・エディション [DVD]
傑作だと思います。日本映画のみならず最近見た映画でこんなに笑って、感動して、元気になれる映画は思いつきません。ちなみに私は生まれてはじめて、同じ映画を映画館に2回も見に行ってしまいました。「男のシンクロ?気持ち悪~」と思った方(私もそうでしたが)、あなたはもしかしたら頭が固くなっているのかも・・・。ぜんぜんテーマは違いますし、鑑賞した後の感じも全く違いますが、ある意味「ショーシャンクの空に」に通ずるものを感じました。ちなみに、この話は実話(某高校の男子シンクロ部)が下敷きになっているそうです。人間やれば出来るんですね~。
ZAZEN BOYSIII
個人的な好みだけで言えば、なかなか好きなアルバム。
前作2は音の破壊性や情念を無尽蔵に吐き出した衝動的な作品でしたが、
どこかとっちらかってる感が否めなかった。
その点、今作3は「夜」というコンセプトを据えた事もあり、大分すっ
きりとしたスタイリッシュさが感じられるものになっていると思う。
ただそれは、曲の色合いが似ている、メロディが主体ではない、全体的
に無機質など聴く人によっては感じ方のベクトルが逆向くだろう部分でも
あるとは思いますが。
今作で一番印象に残ったのは、柔道二段こと松下氏の叩くタイトで
グルーヴィーなドラム。
氏の加入は本当に大きい。メンバーの音をより鋭く尖らせ、夜の情景を
楽曲に展開させているのは松下氏のプレイによるものだと感じる。
メンバーのパート一つ一つがしっかりと独立したスマートな音を鳴らしており
そのどれもが味わい深い。
「鳴り散らす」から「味わう」バンドに変わったといった感じ。
前作までの攻撃的な楽曲を求めている方にはあまりおすすめしませんが、
バンドアンサンブルの緊張感を味わうのが好きな方には手にとってもらいたい。
私そうかな?って方には是非。スピーカーから流れる一音一音と「対峙」し
てみてください。痺れます。