秒速5センチメートル(1) (アフタヌーンKC)
人物も背景も美しく良かったです。
嬉しかったのが映画ではあまり無かった(というか無い?)明里の心情が描かれていたこと。最後の2pほどのアナザーサイドが良かったです。
私たちの幸せな時間 (Bunch Comics Extra)
イ・ナヨンとカン・ドンウォン主演で映画がされた孔枝泳作小説。映画は美男俳優カン・ドンウォンの演技が光った。男は貧しく育った死刑囚、女は裕福な家に育ちながら心に傷を持ち、自殺を繰り返す美術担当大学教授。小説を読んですぐにドストエフスキーの『罪と罰』を思い浮かべた。女性主人公の性は傷つけられており、男性主人公は殺人者である。性を傷つけられ、命を削られた側が、殺人者を許し愛す関係性の中に、普遍的な愛のあり方というようなものを感じる。
ほしのこえ (アフタヌーンKC)
自分は読後感について少し。これを読んでみて思ったこは、日常には私たちが慣れてしまい気づかないこと、あるいは気づいていても意識しないことがたくさんあって、立ち止まってまわりを見渡せば私たちの心を響かせるものがそこら中にあって、また大切な人がいるということです。自分の気持ちの持ち方しだいで世界を変えることもできるかもしれません。この本は自分にそんなことを思わせてくれました。
マイガール 5 (BUNCH COMICS)
自分はドラマ化される前にとあるラジオで紹介されたことでこの本の存在を知りました。
1巻から買っていたのですが、残念な事に駆け足感が4巻あたりから感じられています。
掲載雑誌の廃刊、不定期連載ということもあり、打ち切りになってしまったのでしょうか。
もう少し続けばもっと多くの展開、人物描写を深く書けて高評価になったのではないでしょうか
今後は佐原ミズ先生には月刊誌で連載を持ってもらえたらいいなぁと思います。
鉄楽レトラ 1 (少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)
本屋で試し読みの小冊子が置いてあったのを読んで購入しました。
家に帰って一冊まるまる読んだら、泣きました。(笑)
佐原ミズさんという作家さんのまんがは初めて読んだのですが、
1コマ1コマのつくりかたが本当に上手いです。ファンになりました。
もうほんと、すてきなまんがです。