中国 この腹立たしい隣人
先に書かれたレビューで孔健氏の言動を問題視しているものがあったが、私は中国人の本音(生の姿)を見ることができて、とても満足できた。
中国人の厚顔無恥をいくら避難したところで、現実には何も始まらない。そういう中国人と付き合わなければならないのだから。
基本的に肩肘はって読む本ではないが、大上段に構えた中国脅威論より一般市民のレベルではよっぽどタメになると思う。
タイガーマスク VOL.18 [DVD]
タイガー・ザ・グレートは私には他の何よりも『北斗の拳』のラオウを想起させる。
主人公よりも強大であるという点できわ立った存在である。
まともに闘えば勝ち目のない事は明らか。
だからこそ、ルリ子の前で正体を明かすホテルの一室での一幕がこの上なく感動的なのだ。
戦地へ赴く兵士に何よりも、帰還を願うというのではない。
生きては戻れない兵士に留まることを懇願する姿をルリ子は演じていた。
それだけ、この戦いは「死」を意味していたのである。
事実、圧倒的な、タイガー・ザ・グレートの「攻め」に、タイガーマスクは翻弄されるだろう。
はたせるかな、最後にリングに残ったのは伊達直人その人であった。
しかしとても勝利とよべるものではない。
たとえ全てを捨ててでもタイガー・ザ・グレートは倒さねばならない相手だったのだ。
それ故、われわれは、この伊達直人の鬼神の如きファイトにただただ息を呑むしかなかった。
そして、ルリ子やちびっ子たちと共に、この運命の一戦を見守ることしか出来なかったのである。
長大な物語も終わり、何か大きな魂のようなものに触れた感がある。
一人旅立つ伊達直人の生き様を次の時代に伝える使命が我々にはある。
kamipro 157 (2011)―紙のプロレス (エンターブレインムック)
今年は女子プロ復活の年だと周囲に宣言しているので、表紙につられて久しぶりに購入したのですが、「とりあえず」の最終刊でした。特集1の八百長については、正直まぁこんなところだろうの範囲でしたが、特集2の「女子プロ」については、これも予想の範囲といえばいえますが、ブル中野さんをはじめ購入の価値有りの内容で、十分楽しめます。ただ、今年が女子プロ復活の年だと自分が考えているのは、各団体のベテラン選手がほとんど引退したからなので、これが機になってまたぞろ復活というのだけは避けてもらいたいところではあります。
ミュージックファイルシリーズ/MFコンピレーション 超空想リングサイド~格闘チャンピオン・マッチ~
このCDを買う前、発売元がコロムビアなので、北斗の拳の「愛をとりもどせ!!」などの発売元が違う歌は、カヴァーヴァージョンになってるのではないかと、不安でしたが大丈夫でした。(柔道一直線だけはコロムビアバージョン)
それにしても、このCDには結構レアな歌が収録されています。例えば、7曲目の「キックの鬼」は沢村忠さん本人が歌っている方の歌(東芝レコード)です。私の持っていたCD(コロムビア)では子供が歌ってました。聞き比べると面白いです。(音源が違います)また、姿三四郎の「シーズン」もレアだと思います。名曲です。
有名な猪木のテーマも入っててとてもお買い得なCDでした。(でも「キン肉マン旋風」がはいってればもっと良かったな)