マグナカルタ 下 贖罪の仮面 (ファミ通文庫)
マグナカルタ小説の下巻、完結です!
上巻と同じくゲームの太い筋をつたってところどころ脚色、省略、補足。
前半よりシリアス度が高くなって勢いもあるので最後まで一息に読めるのではないかと。
反面、少し急ぎすぎ詰め込みすぎ、という印象もありました。細かな描写や成り行きが削られてしまって、物語のどこで誰がどうなったか、わかりづらい。そんなあっさり話が進んでいいの!? と気になる点も。
ですがそれはそれ、読み応えは充分あるのではないかと思います。黒幕の最後、その後の展開もゲームとは微妙に違って、おーこう来るか! と楽しめました。
内容以外には口絵が必見です、紅の旋風メンバー大集合。とても綺麗です。
小説のみだけの方はどう完結するかを、ゲームをやった方は映像と文章のギャップを、是非見届けてもらいたいです。
Oxide 2x キム・ヒョンテ画集 (Beam comix)
マグナカルタではじめてこの方を知りましたが・・・
絵が、凄くキレイです。
個人的にかなり気に入っています。
マグナカルタをジャケ買いする人が多いのも、きっとこの人の力です。
マグナカルタ(BOX)
韓国の人気イラストレーター、キム・ヒョンテ氏の描く『マグナカルタ』のキャラクターがフィギュアになりました。彼の絵はとても肉体的なので、立体にするにはぴったりです。
カリンツ、リース、エオニス、マヤの4種。カリンツとリースは組み合わせてポスターでもおなじみのポーズが完成する、ファンには嬉しいつくりです。
ただ残念なのはキャラが少ないこと。せめて紅の旋風メンバーは入れてほしかった…。女の子多すぎ…。
衣装がセクシーすぎるので教育的価値としては星2つ。でもファンなら損しないはず。
マグナカルタ2
完成度は低くないが、新鮮味の薄いRPG。
無難なRPGがしたい人にはおすすめ、やり込み要素は皆無。
グラフィックはそれなりだがイベントシーンでの映画的手法は少なく、
立ち絵(立ちポリ?)+背景+テキスト(音声)という、次世代クラスの
グラフィックでは首を傾げたくなるような旧世代的な手法を取っている。
かろうじで豪華声優陣の演技力でもってます、といった状態。演出は下の下。
ストーリーはよりにもよってFF10を踏襲。
ストーリーを前面に売り出しておいて、有名作の踏襲まる分かりというのは如何なものか。
そういう意味では★0個かもしれない。
随所に主人公の独白が入るのが、想像する余地をさらに奪っている。
しかもFF10の回想的な意味合いがある訳でもなく、独白なだけだから性質が悪い。
特にEDは「もういらん」の域。キャッチコピーの「愛と復讐」も非常に薄くお粗末。
ただ逆に言えば、FF10や最近の次世代RPGを未プレイの人は楽しめるかもしれない。
戦闘システムは改善の余地アリで惜しかった。
スタミナ+オーバーヒートやチェインといった辺りは良かったのだが、
せっかくのシームレスなのにスキル系での演出の長さのせいで
テンポが悪くなってしまうのが残念。
全体がウェイトモードになるスキルは演出スキップ出来る等の気配りが欲しかった。
ミニマップ等のインターフェース回りはかなり便利で、全体的にストレスなく
プレイすることが出来た。この点はかなり評価。
また、自分はバグ・フリーズ現象は一度も出なかった。(インスコプレイ)
冒頭から妙にMMORPG臭がしたので、後々調べてみたら開発元が韓国だったのには妙に納得。
他社作の名を出す(比較する)レビューはあまり好きではありませんが、
あまりにも既視感が酷かったのでFF10の名前を出させて頂きました。
マグナカルタ ポータブル
あまり皆さんからは評判は良くないようですが、個人的にはなかなかだったと思います。
まず、ストーリーとキャラクターです。ストーリーは全体的にシリアスでしたが、かなり深みがあり、個性的なキャラクター達がさらに引き立ててくれていました。
音楽も、神秘的なものから、戦闘時の迫力があるものまで、多くの種類があり素晴らしかったと思います。グラフィックも綺麗でした。
ただ、不満が2点あります。
1つ目に、キャラが喋るとき、言葉と口の動きが合っていない事。多少ずれてるぐらいなら許せますが、明らかに口閉じてるのに喋っていると、「えっ!」って感じです。
2つ目に、ロードの長さです。凄まじく長いです。PSPだからといっても、ここまで長いといい加減イライラしてきます。
電源入れて、データをロードするのに、軽く1分はかかるし、フィールドでメニューを開くときにも、数10秒のロードが入ります。
この2点(特に後者)が無いか、もう少しマシだったら、もっと良いゲームになっていたと思うので、非常に残念です。