ちびさんデイト (2) (バーズコミックス デラックス)
約三年ぶりになる、ちびさんデイト第二巻です。
私は雑誌の方は購読していないし、発売するか不安でしたが、発売して良かったです。
この巻でも、可愛らしい小物や繊細な背景、お洋服等に作者のこだわりを感じる事が出来ます。
悩み多き主人公が主軸の物語ですが、彼の絵画に対する姿勢や煩悶は、絵画に親しくない私ですが共感出来る部分があり、だからこそこの巻で新たに登場する人物の言葉が刺さりました。
次の巻での主人公の選択が気になる所ですね。
それと、可愛らしいベイカー姉妹と気ままなフィッシャーの出番は少なめです。少し寂しい。
ちびさんデイトは癒される暖かなタッチで描かれていますが、この巻ではそれだけではない、主人公の焦りにスポットが当てられていると感じました。
次巻を楽しみにしつつ、主人公を応援してゆきたいと思います。
ヘタリア 4 Axis Powers 特装版 (バーズ エクストラ)
個人的にはとても楽しめました。
今まであまり登場してなかった国や新しい国が登場していました。ちなみにオランダさんの登場が多かったような気がします。
アメリカとイギリスの独立二百年記念の話は感動モノです。
私は北欧のマンガを期待していましたが、4巻にはありませんでした。しかしカラーページの最後の方に北欧組の絵がありましたし、マンガの途中の一コマにあんことスーさんが登場、北欧神話に関するページには北欧兄弟のイラストがあったりと、ところどころに北欧組は登場していました。なのであまり不満はありませんが、次巻は北欧組のマンガを載せて欲しいところです。
しかし、皆さんのおっしゃる通り、絵の粗さが気になります。文字は何とか読み取れるものの、もう少し読みやすいように綺麗にかいて欲しかったと思います。
小冊子は各国の民族衣装、作中に登場したキャラの説明、着せ替え遊びの3つがありましたがどれも良かったです。最後の方の描きおろしまんがはハンガリーさんとウクライナさんとリヒちゃんが登場していましたが、見ててとても微笑ましかったです。
色々書きましたが、ヘタリアファンにとってとても満足できる内容です。買って損はないと思います。なので☆5つ!!
ヘタリア 2―Axis Powers (2) (BIRZ EXTRA)
色々な部分で賛否両論あるかもしれませんが、私はこの漫画で世界史に興味が抱けました。
どのキャラも個性がちゃんとあり、キャラを好きになるごとに様々な国に興味が抱けました。
漫画に描いてある内容だけでなく自分でも色々と調べたくなります。
絵については、個人的には鉛筆も味があるものだと思えましたし、感性のようなものを感じることが出来ました。この漫画の特徴のようなものだと考えています。冒頭のカラーも凄く綺麗だと感じます。
Webで展示されているのと比較するとちょこちょこと絵柄など細かいところが違っているような気もします。
国擬人化は確かに歴史も絡んで色々と複雑な事情を抱えていると思います。
ですが私はこの漫画のお陰で嫌いだった国も違う角度から見れるようになりました。
それに漫画ですし、私としてはあまり難しく考えず、楽しんで読んでみる事をおすすめします。
ヘタリアの内容を知らない方は本を買う前にWebで少し読んでみるのもいいかもしれません。
Webでも漫画は読めますが、少しですが書き下ろしもありますし、本という形で手元に置きたい方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。
ヘタリア ドラマCD~プロローグ2~
これは正直…買って「う〜ん;」と思いました。
人それぞれだとは思いますが、日本の声変わりが私には合わなかったです。見た目より声は低めと作者さんが言っていたみたいですけど、それにしても可愛さがない低さだなー…と。
ストーリーは日本贔屓でいいと思いました♪゛
キャストコメントはくじの面白みがあまり感じられませんでした(国を演じていても、結局は日本人の感想??)あと、放送禁止用語のふせ音ばかりで聞いていて凄く不愉快でした。もう少し、聞いている人の事を考えて欲しいです。
特典DVDはプロモーションDVDと書いてあって期待していたのですが…これだけってぐらい短かったです。ヘタリアについて監督??さん達が喋っていましたが聞くまでもないかなーと思いました。だったら、アニメ映像流してよって感じです。
それでも★3なのはヘタリアが好きだからです。それがなかったら★2ぐらいになるかも(笑)
ヘタリア Axis Powers
国の擬人化って…! な気持ちで手にとってみました。本家WEBサイトを知らなくても充分楽しめました。
本編の方はあくまでネタとして割り切れば、楽しめる内容だと思います。私は楽しめました。ただ、それと同時に商業コミックとしての課題点が大きく出てしまったと言えるでしょう。
課題点としてはみなさんがおっしゃる様な、説明不足、絵の荒さ。その上でこの値段。
原作者を擁護するわけではありませんが、これは作者がどうと言うより、編集・出版側に問題があると言えます。説明不足や絵の荒さは編集校正してる段階で気にならなかったのか。印刷関係に接しているのだから、解像度などの基礎知識ぐらいはしっているだろう。
あくまで作者は『趣味』として始めたわけですから、そこにプロ意識を求めるのは酷と言えます。ですが、商業用にある程度クオリティをあげる努力ぐらいはしてほしい。そして、編集側も安易にコミック出そうぜ!ではなく、商業という立場を考えて発行していただきたい。
…と一般的に言われるだろうことをあげてみました。私個人としてはそこまで気にはしてません。
「値段高いなぁ」「絵、みずらいとこあるなー」「え、このキャラは説明ないけどどこの国?(読み進めていくうちに理解)」…ぐらいのノリでした。面白いものは面白いで受け止められる、細かいこと気にしなーいタイプは調度いいんじゃないのでしょうか。
また、この作品は世界史を学ぶための本ではありません。興味を持つきっかけ本です。この本から世界史を学ぼうとすれば馬鹿を見るので、やめましょう。