エリン・ブロコビッチ (名作映画完全セリフ集―スクリーンプレイ・シリーズ)
本書はジュリア・ロバーツ演じる主人公エリンがアメリカの環境汚染問題に立ち向かう実話を本にした映画です。実話に基づいてもドキュメンタリーではなくエンターテイメントとして楽しめる映画になっている。
映画自体が面白いので、英語の教材に選んだのだが、主人公エリンは離婚歴2回で子供が3人、無学、無職、貯金残だか16ドル、短気でマシンガンのように毒舌で相手をたたきのめすような主人公。
そのため、汚い言葉がふんだんに盛り込まれていて、台詞を真似しようというのにはやや向かないと思う。へんに真似してスラングだったら大変だし。至る所にFuckをつけるので、そのあたりを気をつけないと危険。
リスニング教材としは速すぎるわけではないが、専門用語(クロムとか)もあるので、ややむつかしい。リピーティングするなら安全なフレーズを選べないと恐いかも。英語勉強にはやや上級者向けの作品。
エリン・ブロコビッチ コレクターズ・エディション [DVD]
実在の女性エリン・ブロコビッチのサクセスストーリーですが、社会問題も考えさせられる作品です。エリン・ブロコビッチ本人がウェイトレス役で出演していますが、元ミス・ウィチタというだけあって美人です。社会派、エンターテイメントの両面で楽しめる後味の良い作品です。スカッとする映画であることは間違いありません。
エリン・ブロコビッチ コレクターズ・エディション [DVD]
実話を元にしたヒューマンドラマ。
映像は中々綺麗です。
フィルムグレインは適度に点在しておりとてもフィルムライク。
独特な色合いが特徴で古めかしいフィルムの雰囲気を作っています。
好みが別れそうですが個人的にはとても好みな質感。
シャープさは遠景箇所で甘く輪郭がぼやけますが、アップシーンでの輪郭はとても綺麗に再現できてます。
暗いシーンでの再現性もまずます。
他のBD作品と比べると綺麗な部類に入ると思います。
再現性という意味ではとてもいいと思います。
音はまずまず。
重低音は控えめですがしっかりと響く音。
高音は丁寧に出ております。
サラウンド感はほとんど感じられません。
この手の作品の場合は仕方ないでしょうか。
セリフ部分はとてもクリアで綺麗に出ていてよいです。
音質的にも及第点以上。
内容は実話を元にしたヒューマンドラマ。
訴訟物ですが設定はとても分かりやすい。
訴訟よりも人間関係などにスポットを当てた作品です。
大胆な行動でいて人間味溢れる主人公。
突き通す信念に熱くなれます。
テンポもよく小気味よい調子で進んでいきますので、長めの作品ですがダレる事なく最後まで観賞できました。
実話を元にしていながら、しっかりと魅せてくれます。
見ていてスカッと出来る爽快な作品。
特典はSD画質で未公開シーンやメイキング、ドキュメンタリーとそこそこ。
画質/音質も中々ですし内容も好みでしたので満足できる一本です。
ムービー・ヒッツ(2)
前回のヒットに続いて編集された第2弾。
大体このようなオムニバス集は、悲しいかな、シリーズ化されるにつれて段々とクオリティが下がっていくものだが、今回はまだ前作のクオリティを保っているといえよう。
サバイバーの「アイ・オブ・ザ・タイガー」や、ファイヤーインクの「今夜は青春」、そしてヴァンゲリスの「炎のランナー」と言ったところが、個人的にはお薦め(何だか年齢がばれそうなお薦めだが…)。
エリン・ブロコビッチ コレクターズ・エディション [DVD]
テンポ良いスカッとする映画が見たかったので、
なんとなくこれを選びました。そんな映画かと思っていたら、
気持ちいいくらい予想を越える良い映画。
大企業の悪事を、法律の資格もなんにもない女性があばく・・・
というストーリーだと思っていました。
しかし実際見てみてると、公害訴訟というものを
しっかりクローズアップしている、そう感じた映画でした。
私の乏しいイメージでは公害と一口にゆってしまえば、
近郊の人々がなんらかの被害をうける、くらいにしか思えなかったのですが、
そんな文字上のことじゃないんですね。
有害物質の垂れ流しから地下水が汚染され、
住む人々の体も蝕んでいくその「公害」のために
10歳でガンになった子供、
子宮を無くした若い母親、
吐血して41歳の若さで亡くなる男、
いろいろな人が人生を変えられるくらいの害を被っているのです。
ジュリア・ロバーツ扮するエリン・ブロコビッチが
その人々全員の話に耳を傾け、公害実態の証拠を集め、
長い時間かけて闘ったそのさまが見れる映画でした。
それを、とても見てほしい、そう思います。