<ライヴ・アット・モントルー>アンソロジー 1975-1994 [DVD]
再生した途端、「なんかヤバいなぁ〜」って思いました。
ライブと言ってもテレビライブで75年から94年まで、全編どことなく似たような会場。
「1974年アイリッシュ・ツアー」のような熱気が客席から感じられないのです。
ロリーは頑張っていますよ。汗ダクです。
80年代以降のライブは別として、音と映像がピッタリとしていないように思えます。
昔の画質は少々ピンボケだし。
これだけ収録されているのに、私の大好きな「 Messin' With The Kid 」が一曲しかありません。(1曲あれば十分かな…?)
「Pistol Slapper Blues 」は4曲も入っています。
このDVDさえあれば他はいらないというレビューもありますが、私は反対に「アイリッシュ・ツアー」と「ライブ・イン・コーク」があれば十分かなという感想が残りました。
韓国版で1枚物が発売されていますが、このDVDの1枚目だけのもので、1500円くらいで発売されていますが、2枚分を別々に販売しているだけなので、どうせなら日本盤を購入しても損はないと思います。
因みに字幕が必要なシーンはありません。
Fresh Evidence (Reis)
日本に来たときに見にいった。大阪のIMPホール・・満員でしたね。これは、確かその頃に出ていて来日記念盤的扱いだったような気がする。様々なジャンルの音が詰まっていて渋い。結構気に入って聞き込んでました。何時だったか覚えておりませんがそのあと間もなく雑誌に訃報が載っていて唖然としたことを昨日のことのように覚えている。ロングへアーで磨り減ったギターを引く姿は実に格好良かったですわ。
Live in Europe
ブルース色が強い曲が多いですが、ライブならではのロリーのエネルギッシュなギターが聴けます。スタジオ・テイクはきっちりまとまった感が強いので、ライブののびのびしたギターが余計に印象的です。この時代はロリーも若さを爆発させている感があります。スライド・ギターもロリーの魅力ということが良く分かるライブ盤です。
Original Album Classics
多少仕様の問題はあるかもしれませんが、それは値段を考えれば仕方ありません。個人的にはリマスターかなと思いますし、五枚とも存分に楽しめます。
ブルースロックに興味のある方は是非聞くべし。