rumania mania
私は好きだった。
自分が、行ったこともない国の名前と、
その国とは違う場所の首都の名前が、あわさったバンドって、
どんな音をしているんだろう?・・・。
普通、ジャケ買いとか、声買いとか、リミックス買いとか、
そういうのは全然通常な感覚で、ありえるんだろうと、
そんな感じなんだろうけど、私は「モンテビデオ?・・・ってなんで?」
と思って、買ってみたCD・・・まずは普通、ないだろう。
・・・で、買ってみたら、これ・・・なんか結構よかった。
クレジットをよく見てみたら、ビ−イング系。
確かに音を聴くと、リズム隊がもろビーイングなんだが、
ボーカルの押さえ場所や、曲の展開など、非常にツボにはまった。
曲としては、ときどきものすごいコード進行が出てきたり、
詩自体は、当時としても、そんなに目新しいものはない感じであった。
でも、最後まで聞いた際に「なんかいい」と思わせる感じのCD。
それが、このCDであった・・・すでに活動停止になっているのが、
正直、ちょっと残念。
スリーピングフラワー [DVD]
人が再生していく物語。個性派俳優『あるよ!』の田中要次、今宿麻美とくせありながらも、田舎で淡々と時間が過ぎていきます。
工藤ちゃんと若者のフツーな会話が、ラストに向けて物語の救いを感じさせます。
人には時に、休息が必要。そう感じました。
3歳までに英語の種をまきなさい バイリンガル育児バイブル+インターナショナルスクール案内
夢見て散財したり後戻り出来なくなる前に読んでおきたい一冊。(笑)
とりあえず、小さいうちから英語に触れされて、耳や感覚を慣らしておくのは無駄ではないと思います。
が…完全なバイリンガルにしようと思うとやっぱり難しいですね!
金銭面でも環境面でも。親も半端な覚悟じゃ務まりません。
ある意味目が覚めました。(笑)
マンゴーの木―伝説の魔法使いをめぐる運命の輪
なにもない地面から一瞬にして生える?マンゴーの木。地面を見ても触ってもその木は昔から生えているようにしか思えない。
こんな不思議な魔術を求めて著者がインドを右往左往するドキュメント。絶望あり、不思議な出会いがありようやくたどり着いた先には?読んで損なしの不思議な一冊。
死との対話
日本では死は忌まわしいものとして隔離され、人目から退けられる。かくして普段、私たちが暮らしてゆくなかで人の死を目の当たりにする機会はなく、死について考えることすらない。
対極的に、インドでは生と死はまさしく隣り合わせ。身近に、至る所に人の死が転がっていると言ってもよい。
自殺率の各国の比較も興味深い。中米ラテン諸国が極端に少ないのは何となく納得できる。意外なのはスリランカと中国の若い女性の自殺率が高いこと。悲惨な背景があるのを知った。
ここまではノンフィクションの読み物としてぐいぐい惹きつけられる。
しかし、ほかの方も述べているように、百八の数についての考察からテーマが死から離れていってしまう。
せっかく死のテーマが深まりつつあるのに惜しい。宗教民俗学で扱う内容で、この章の違和感は否めません。
とはいえ、全体としてはとても面白い本としてお勧めできます。