湾岸ミッドナイト C1ランナー(6) (ヤングマガジンコミックス)
今巻は、暑苦しい親父たちの熱血トークはあまり目立たず。
かといって読者が、求めているモノが無い訳でない。
愛媛に行っての
”了解っす”
”あ…、ひとりゴトですよ”
のエピソードはベタだけどイイ(笑)。
当然、次も購入予定です。
湾岸ミッドナイト C1ランナー(5) (ヤングマガジンコミックス)
平成元年登場の「R32 GT-R」、そしてその数年後に登場した「FD3S RX-7」が今回の主役たちです。
バブル景気が崩壊した時期でしたが、まだその頃は頑張れば何とか手の届くそんな車だった気がします。
もっとも私には手が出ない車達でしたが、今でも「FD3S RX-7」は憧れの車です。
「R32 GT-R」の発売から生産終了まで3年ほどなのも驚きですが、もっと驚くのが「FD3S RX-7」が10年以上生産されていた事です。
数年ごとのフルモデルチェンジで性能を上げていく企業、長い期間マイナーチェンジのみで熟成を重ねる企業の考えは違うのでしょうが、最高の車を作りたい気持ちは同じだったのではないのでしょうか?
もしかしたらバブル崩壊が無ければ、「FD3S RX-7」も3年でフルモデルチェンジなんて事が起こっていたのかも知れません。
そしてついに湾岸ミッドナイトにもハイブリッドカーが登場してしまう、何か時勢とはいえ寂しい気持ちになります。
仕方がないのでしょうが、この波は出版業界にも及んできました。
長年改良(改悪?)のお手本にしてきた月刊のカー雑誌が、年4回の発行になるらしいです。
走り屋ブームの頃はどんどん増産していた時期もあったはずですので、本当に残念な世の中になってしまいました。
ですので、コミックの世界だけでも夢を見ていたいので細々と応援して行くつもりなのです。
湾岸MIDNIGHT(42) (ヤンマガKCスペシャル)
自動車事故で入院した友人に、土産としつ何気なく購入し、お互い懲りないと言ってた第一巻、それから数えてとにかく長かった。最初の頃は物語の中のとにかく容赦無い現実と、それでも諦め切れないスピードへの渇望、読んでいて切なくなる事の多い作品でした、ただ時代が流れ日本の自動車メーカーからスポーツカーが消え、ミニバン&ハイブリッドカー全盛の現代では、今作品でも理屈っぽい説明が多くなり、作品の軌道修正とアキオの物語にピリオドを打つのは必然だったのでしょう、残念ですが、是非親父私もそうですが悪あがきを読んでみて下さい