イマージュ2(ドゥ)
イマージュ1も持っているのですが,私はこちらの方が好きです。イマージュ1は少し癒し系にしては力強すぎるような印象を受けました。こちらの方がリラックスできて,かつ元気になれるような気がします。
初めはトラック4のディープ・フォレスト「フリーダム・クライ」が目的でこのCDを買いましたが,他にも良い曲がたくさんです。このCDで特に気に入っているのは、他のレビュアーの方も書いていましたが、トラック6の子龍フューチャリング三村奈々恵の曲と、トラック7の「中国的謎美女」です。明るくてゆったりしていて,エキゾチックで、とにかく一度聞いて欲しい曲です。わたくしが個人的に好きなのはトラック21です。まさに天使の歌声!
CHOPIN (ショパン) 2011年 06月号 [雑誌]
11年目を迎えたlive imageの面々が揃って掲載。
ヒーリング系音楽は本当に心が優しくなる感じで、聞く方は良いけど、演奏するほうは大変なのだとか。
で、今回は各々の癒し方をインタビュー。
お酒を飲みながら楽器を磨いたり、美味しいもの食べたり、マッサージに行ったり...。
車でドライブや温泉探訪も。
癒しグッズも一緒に掲載。
ステキな音楽を紡ぐのも中々大変ですね。
ピアノソロ 加古隆 ピアノ曲選集 (ピアノ・ソロ)
NHK番組映像の世紀のテーマ曲は誰もが一度は耳にしたことがある名曲。その他、加古さんの代表曲であるポエジーも収録。以前に出版された楽譜はすでに絶版になっていたので、数年間楽譜を探し求め続けていた自分は即購入。彼らしいピアノ曲選集。加古隆ワールドに浸れます。お勧め。
NHKスペシャル 映像の世紀 第3集 それはマンハッタンから始まった [DVD]
90年以上も前の記録が見事な編集とBGMで客観的に当時の世界が映像で蘇っている
アメリカが第1次大戦後異例の好景気となり文化、科学、娯楽など飛躍的発展を遂げるが、マンハッタンのウォールストリートの株大暴落によって恐慌になるまでの前夜までを第三集の内容にしている
そこでは見事なまでの資本主義の脆弱性が記録され、技術の発達や大量生産などで夢の世界がどんどん現実化されるまた今までの新聞のみからラジオも発明され手にいれることのできないものなどないと錯覚されるほどの物質社会が蔓延してゆく
浮かれた市民の表情には将来や未来も栄光と繁栄を想像しているようにみえる
自給自足ではなく消費化文明が進んでゆき余った時間を、酒や娯楽へとボーダレスに拡大してゆき全てのものが金次第という拝金主義となる
そしてやがては一般市民までもが自分の仕事のことをせずに株に執着するようにかわる
同時にその時代の作家や知識人は世の中の不安を描き作品や本人の貴重な映像をシンクロさせる
スコットジェラルドはジャズエイジで繁栄なかでの心理描写はを見事だし、生前の芥川龍之介の神経質な表情は壮絶である
この映像集は主義主張での脚色を排除し、あくまで世界の流れを客観的に描いている
そして幻想の世界経済の繁栄が突如崩壊してしまったあと人類の史上最悪な世界大戦の前夜の帝国主義やファシスト登場そして特にヒトラーの記録を中心とした第4集につづく
パリは燃えているか ― NHKスペシャル「映像の世紀」オリジナル・サウンドトラック完全版
このCDを聞くと今でも番組のシーンが頭をよぎり、興奮とも冷静とも言えない独特な雰囲気に包まれます。
何か気持ちを奮い立たせたい時は毎回聞いています。