SINGS OF SOULS live 2010(DVD付)(紙ジャケット仕様)
多和田えみのシングル「FROWERS」を買い物中の店内に流れるUSENで初めて聴いたとき、思わず立ち止まってその伸びやかでユニバーサルな歌声に目を閉じてじっと聴き入ってしまいました。
メロディーの宇宙、言の葉の宇宙。表現への険しくも楽しい道は続くでしょう。
ホントにこの人は歌うことが好きなんだなあ。
本作はDVD付きのライヴアルバム。映像付きで正解だと思います。
独りよがりにただ歌うのではなく、そこにいる聴衆と同じ時間を、人生を共有することに全身全霊を傾ける彼女がそこにいます。
Okinawaの島からメジャーの厳しい世界へと旅立って行った数多のアーティストの一人ではありますが、未来への鼓動の高鳴りを最も感じるアーティストです。
DVDは東京と地元・Okinawaのライヴ映像から抜粋。何だかお行儀のいい都会の観客と、ストレートに感動を表現するOkinawaの聴衆の違いも見て取れて面白いです。
今後への期待を込めて★ひとつ減らしときましょうね(笑)
∞infinity∞
2008年期待のニューカマー。
ちょっとハスキーな、まぁるい声が印象に残る。
カルチャーマガジン・Barfout のパーティーでのライヴが、
彼女との出会い。
パフォーマンスがすばらしかったので、
このデビューマキシを購入。
ジャズもソウルもレゲエもロックもしっかり咀嚼した上に、
彼女の音楽性がある。
歌詞やメロディのどこそこ、アレンジのここがどうとかといった
安易な粗探しは寄せ付けない音楽的なタフネスと、
歌うことが楽しくて仕方ないといった音楽に対するピュアネスを
感じさせる。
ゆるいグルーヴでライヴ会場を揺らす♪ゆらゆら、
マイナーコードが切なく利いた♪ネガイノソラ がいい。
ルーツミュージックをきちんと消化した「音楽的な血統のよさ」
ということで言えば、ノラ・ジョーンズに匹敵するのでは?
コラボレーションズ BEST(初回限定盤)(DVD付)
spontaniaは以前から曲が気になってて、アルバム「MUSIC」をレンタルして聴いた時、カッコイイなって感じてました。 それで、今回、コラボで話題もあり期待を込めて初めて彼らの作品を購入してみました。 実際、聴いてみると知らないアーティストもいたのですが、それぞれのアーティストの良さが出た個性的な作品に仕上がっていて期待以上に大満足でした。 例えば、SEAMOさんの作品は今まであまり聴いてこなかったのですが、このコラボ作「BeWithMe」を聴いてSEAMOさんの凄さに気付かされました。これは是非聴いて欲しいです。 後のお気に入りは、AZU、伊藤由奈、ERYのコラボ曲などです。あのJUJUとのコラボ曲、ハリセンボンとのコラボも入っており、話題充分でそれをきっかけとして聴いてみてもらっても満足いくと思います。
I LOVE 琉歌 OKINAWA SPECIAL SELECTION
友人に砂川さんの歌を紹介され、すばらしさに彼女のCD購入しましたが、この機会におまり知られていない沖縄の女性シンガーの曲も聴いてみたいと購入しました。いろんなタイプの琉歌に、訪れた沖縄の海を思い出しながら、楽しく時にはしんみりいやされています。
涙ノ音
多和田えみのフルアルバム「SINGS」と同時に発売された2枚目の、そしてアルバムのリード曲であるこのシングル、「涙ノ音」。最近はヒット曲を生み出しているシンガーソングライターの葛谷葉子による提供曲で、当初は6月に発売された「時の空」を先駆け、春にリリースする予定だったけど、多和田自身が冬になってからリリースしようと考えて、つい先日アルバムと共に発売された。(iTunesでのデジタル配信やオフィシャルウェブでの期間限定フルストリーミングで聞いた方もいらっしゃると思うけど。)
タイトル曲は本当に美しい名曲で、優しくも愛の暖かさや痛さを歌うこのバラードは、多和田がエモーショナルに歌い上げ、今年の冬のバラードの中での一番最高傑作にしました。本当にくる季節にぴったりで、大切な人と毛布の中に潜り込みながら聞いてみてください。カップリングのアルバム未収録の「Breath」は彼女らしいポップスナンバーで、グルーヴィーでアップテンポで実にダンサーブールなジャムです。
でも本当は「The Christmas Song」のカバーが目当てで購入したが、やはり多和田えみにはジャズが似合うね。軽めで温かなジャズをバックにしっとりと歌い上げたこのスタンダードは、今年クリスマスのころになるとヘビロテになるに間違いない。