劉備くんそれゆけ赤壁オリンピック (MFコミックス フラッパーシリーズ)
人によっては『英雄たちがそんなことを!』と合わない場合もあるけれど、好きな人にはとことんはまる痛快ギャグ漫画。
キャラクターのベースはNHKの『人形劇 三国志』なので、それを知っている人にはますます楽しめるんじゃないかと思います。ただし、本気でギャグ漫画が大好きな人向けですので、『三国志』(正史、演義問わず)の登場人物たちに夢を持っている人はご注意を。
そういうこともあり、星は4つとしました。ギャグ漫画としては星5つでもいいんですけどね・・・。
劉備くん! 阿斗のまつり (MFコミックス フラッパーシリーズ)
この作者の劉備くんシリーズ全12冊を読んだが、何度読み返しても面白い。作者は、三国志演義をよく読んでいるようだ。時事ネタ含め、こんなにアホらしい事をよく考え付くものだ。くだらくて良い。是非、買いましょう。
STOP劉備くん! (MFコミックス フラッパーシリーズ)
ズバリ、三国志ベースの4コママンガ。
ハラハラドキドキする必要のない、ユルいキャラとストーリーは、(傷ついた)心を癒してくれます。この1冊に収録されている作品には最大14年の時差があり、初期の絵と最近の絵では、かなり顔が違う(笑)人物もいますが、まぁ、そこはご愛嬌。冒頭に、あの長い三国志を見開き2ページのみで紹介しており(短っ)、その省略っぷりに、いきなり笑わされます。
こう見えても(失礼!)、馬超の「白いひたたれ」や、関羽の「美髯」など、三国志的に外してはいけないビジュアルイメージはきっちりと押さえられています。決定的な特徴が少ないキャラなどは、NHK「人形劇 三国志」の川本先生の人形からヒントを得ており、特徴のありすぎる諸葛孔明や司馬仲達なども、川本先生の人形にあえて似せてあるのが、ファンとしては嬉しい限りです。
もちろん例外もあって、馬謖の顔は犯罪的に緊張感ゼロだし、南蛮王の孟獲に関してはコメントが難しい(笑)。
三国志をそこそこ知った上で読むと、面白さ倍増です。
劉備くん 青天の赤壁 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
映画「レッドクリフ」パート1とパート2の両方のネタが入っています。三国志ファンになりかわって映画につっこんでくれているのが、とてもうれしい。
私説三国志 天の華・地の風
三国志の男性同士の恋愛を描いた小説(復刻版全10巻)の音声ドラマです。
周ユ(置鮎龍太郎)× 諸葛亮(石川英郎)
CD2枚に原作1巻の内容がうまく収められていました。
声は一部私のイメージと違う人もいましたが、石川英郎氏の諸葛亮がとてもよかったです。
原作未読でも、映画などで三国志の赤壁の戦いを知っていれば楽しめると思います。
ストーリーは「以下次巻…」的な終わり方でなく、ちゃんとこのCDで完結しています。
これを聞いてから小説2巻以降を読むのもいいかも。
ベッドシーンは数回あります。そこまで激しいものはありませんが、悶えました(笑)。
BLCDを聞いたことがない人でも聞きやすい部類だと思います。
ブックレットは8ページ。必要最低限の情報しか書かれていませんが、原作の江森備氏のコメントが載っていてうれしかったです。