人生の指針が見つかる「座右の銘」1300 (宝島SUGOI文庫)
宝島編集部が書籍、雑誌、資料などから抜粋
した1300余の、座右の銘と言っても熟語では
なく、励まし、癒しをキーワードとした人生訓
ともいうべき短い文章のオンパレード。コラム
として主に中国の故事が多く取り上げられてい
ます。
人生、人間関係、人間力、悩み、恋愛・愛、
仕事、社会の7章に分け、文学者・作家、政治家、
社会活動家などが中心のいわば処世訓集となって
います。古今東西の偉人、賢人の、と言いたい
ところですが、清少納言、キケロ始め「古」という
か音楽で言えばクラシックは豊富ですが、「今」は
極めて少ない。現存のイチロー、沢尻エリカ、
綾小路きみまろなんかが入っていれば、現代に生き
る今風の一味違った元気印の左右の銘にもなったの
ではないでしょうか。星4つのゆえんです。
なので、元気な時には必要なさそうですが、それ
でも、結婚式、歓送迎会など、人生の節目の挨拶で
引用できそうです。
左門 新
女はなぜ素肌にセーターを着れるのか
三つ星レストランには、なぜ女性シェフがいないのか
NHK大河ドラマ 龍馬伝 オリジナル・サウンドトラック Vol.1
「龍馬伝」に引き込まれました。いえ、正確に言うと、岩崎弥太郎に、かな?
この音楽はきっと弥太郎のテーマですよね?よくこんな不気味で狂気的な音楽を生み出したと感嘆しています。ラッパの甲高い音色に、規則正しく不気味に響く太鼓。音の高低差と打楽器の生み出す独特の前進のモチーフ。この一曲に惚れました。しかも長崎のカピタンや出島の異国情緒まで感じられる。
類稀な才能の作曲家だと思います。
人生を創る言葉
40代半ばの私が教育を受けていた時期、残念ながらこういう偉人伝のダイジェスト本に出会う事が出来なかった。いや、あえて遠ざけられていたということだろう。
日教組的に云えば、成功者は、ブルジョア、労働者を搾取する側の人間である、、偉人は敵だったかもしれないのだ。
重ね重ね残念であった。この本に書かれている実際的な教訓の数々は、必ずや逆境の時私に力を与えてくれたはずだ。
戦後の教育を受けた私は、逆境の時は社会が悪いのだ、、という方向に誘導されがちであった。本来は、明るい未来を信じて自助努力する方向に行くべきである。
この本は是非、若い人に読んでもらいたい。この本の根底に流れる精神は、自助努力、セルフヘルプの精神だ。他の著書で著者が言っているとおり、これからの日本人は、ちょうど明治維新の時、公的身分を剥奪されいきなり野に放たれた士族、つまり武士と似ているという。その時彼らがとった精神的態度が、自助努力の精神である。「西国立志編」「学問のすすめ」を読んでがんばったのである。
若い諸君、是非座右の書として反芻して欲しい一書である。
龍馬伝 後編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
大河ドラマを見逃してしまいました。幕末で いろんな人物が出てきて むずかしいかなと 思っていたのですが、俳優さんの写真を見ながら 読み進めることができました。前編から 読まれること お勧めします。本の状態も 申し分ありませんでした。