ホームレス中学生
大好きだったお母さんが小学生のときに亡くなり、中学生になったらお父さんが崩れてしまい、失踪。大学生の兄と高校生の姉と共に中学2年生でホームレス。お父さんを恨むことなく、兄姉には気丈に振る舞い、一人公園で始まった「ホームレス」生活。
その後、友人、友人の両親、親戚、兄、姉、そして学校の先生らに助けられ、
兄弟3人での生活がスタート。
亡くなったお母さんを始め、まわりの人々に対する感謝に溢れた文章です。
お兄さん、お姉さんといい、子ども3人、よくこれだけ強く、優しい子どもに育ったなと、お母さんもさぞ誇らし気なことだろうと思います。
お湯で感動できる幸せのハードルが低い人生。全てのものに対する感謝の気持ちがあればこそだろうと思います。夜、布団の中で泣きながら読み切りました。