SHIHO's Beauty Theory (Angel Works)
いくつかの書店を回って3軒目でようやく発見したのですが
他の方も書かれてますが色々項目が多く細かい写真が多く
色々載せすぎて個人的にはあまり伝わるものがなく
ファンで今まで集めてる方+セミヌード見たさの方が購入すればよいかなぁという感じでした。
(とはいってもセミヌードは数ページですが)
ファンでなくちょっと興味がある程度(自分がそうなのですが)だったら
ちょっとうーんという感じです。
Big Bang Theory: Complete First Season [DVD] [Import]
アメリカのテレビドラマ、CBSで2007年より放送しているThe Big Bang Theory。
ストーリーはオクテな典型的草食系男子、レナードとシェルドンの2人の住むアパートの向かいの部屋にキュートなブロンド美人、ペニーが引っ越して来たことから始まるドタバタコメディー!
レナードとシェルドンは天才物理学者でルームシェアをして、同じ大学の仲間。二人ともかなり常識がズレてるけど、それがまたおもしろい(笑)
シェルドンはかなりのスタートレックマニアなので要所要所にスタートレックネタ満載!!スタートレックファンにはたまらないかも。 そして彼らといつも一緒にいるのが何かと下ネタを挟んでくるハワードと女性が大の苦手のインド系ラディッシュ(通称ラージ)。
シェルドンの一言一言にちょっとズレた知的センスを感じます。
私が一番笑ったのは悪口を言われたシェルドンが『そんなの気にしないよ』という意味の言葉を
『僕は有機樹脂系接着剤で君は無機接着剤だから、君が僕にどんな言葉を投げ掛けても、それは僕に反射され、同じ軌跡を辿り、君に付着する。』とプライド高くいったとき。
こんなやつが周りにいたら絶対に目も合わせたくないけど、このドラマは何度見ても楽しめますよ!!
一般相対性理論 (ちくま学芸文庫)
天才ディラックによる一般相対性理論の本格的な教科書で、実に簡潔に纏まられており(文庫版で僅か160P弱)、天才の面目躍如というところでしょうか。
最初に時間・空間の幾何学をテンソル解析を利用して分析することから始まり、その後重力現象の実際を幾何学的理論と対比させることで、アインシュタインの重力方程式が導かれます。このあたりの論述の進め方には「物理理論にとって実験と合致することよりも数学的に美しいかどうかが重要だ」というディラックの思想が示されていると思います。さらに、そこから、重力による赤方偏移、シュバルツシルド解、ブラックホール、重力波などの物理現象が導出されます。宇宙項についても最後に簡単に触れられています。
1975年の著作なので当然のことながら最新の宇宙論の成果などは含まれていません。その意味では些か古臭いことは否めませんが、一般相対論の理論構成を理解するには最良の著作の一つと言えるでしょう。
なお、ちくま学術文庫に収録され価格も900円(税抜)と安価なので一般読者向けの啓蒙書と勘違いする方がいるかもしれませんが、これは正真正銘の物理学の本格的教科書です。相対論とテンソル解析にある程度の知識がないと読んでも全く理解できませんのでご注意ください。
「おもしろい」のゲームデザイン ―楽しいゲームを作る理論
なんだか点数がとても低いままなので、バランスを取るという意味もあって☆一つ高めの点数をつけさせていただきます。
ゲームに関して書かれた本はいろいろとありますが、認知プロセスという側面からゲームについてモデルを提示したということに本書の価値はあるだろうと思います。本書で提案される「ゲーム」とされる現象の見取り図は、モデルの一つとして評価されてよいものだと思います。もちろん、様々な批判がなされて叱るべき内容であるとも思いますが、どういう側面からゲームを捉えようとしているのか、ということはクリアーです。
ただ、本書がゲーム作りの現場に実践的に役に立つかどうか、という点については私は判断能力がありません。よくわかりませんが、刺激ぐらいにはなるのかもしれません。
なお、訳文についてですが、人文/社会科学系の翻訳書を読むことの多い人間からすると、このレベルの訳であれば、十分に何を言っているのかはわかるので、これでもいいんじゃないかというぐらいのところです。(人文/社会科学系の翻訳は、本当に何を言っているかわからないものがおおいので……むしろ、この翻訳で「ひどい」と仰られている方が今までそんなに翻訳のきちんとしたものを手に取ることが可能だったということを羨ましく思います)