アマールカ ブック〜はじめまして編〜
ほぼ日でアマールカのこと知り、『おやすみアニメ』?どんなアニメだろうと思いつつ購入してみました。
観ると幸せな気持ちですやすや眠れるのかな!という淡い期待と幸せな勘違いをして購入。
そうではなくて、チェコでは子供がおやすみ前に見てから眠るアニメ番組枠があるとのこと。
だから『おやすみアニメ』と言うのかー!
しかしながら良かった。続けて2度も繰り返し観てしまった。
何がいいって、音楽と絵の全体の調和が美しく優しい。そして・・・芸術的にかわいい。
疲れた大人の心を、気付かないうちにもう一度、子供の頃の純粋なものに洗い流してくれたような感覚。
不思議な感覚。
おやすみ前に見てみたんだけど、なんだかあたたかく幸せに、子供のころ全ての事にわくわくしていたあの気持ちで、優しく心が穏やかになりました。
すごいなおやすみアニメ!
いつか子供ができたら絶対に一緒になっておやすみ前に観たいなあ。
もちろん大人の私も全巻買って、自分をリセットしたい時、幸せな優しい気持ちで眠りたい時に絶対観ます。
こんなに不思議な魅力を持ったアニメは今までにないなあ。
アマールカのかわゆさ、イラストのセンスの良さ、全編を通して流れている子守唄の美しさ、全てに満足です。
女の子なら子供から大人まで年齢を問わずヒットする、完成度の非常に高い作品です。
これは日本でリ・サウンドされたものとのこと。
本場チェコのアマールカはおじさんのナレーションで音楽も違うとのこと。
そっちもかなーり良いらしく興味深々。
Sleeping Beauty
「眠れる森の美女」は、古今東西色々な画家が手がけていますが、この本はその中でも傑作に入ると思います。古典絵画的な上品で美しい画風。深く淡い光を放つ世界、細かい装飾、どれをとっても一級品の作品です。
自律神経にやさしい音楽
やさしい音楽というタイトルどおり
ゆったりとした気持ちにさせてくれる音作り
ピアノやハープ?をつかったメロディに
小鳥のさえずりや小川のせせらぎが重なり
森の中を歩き空を見上げると木々の合間から光が差し込む・・・
そんな風にイメージしている間に眠ってしまっています。
眠れない夜やストレスを感じているときなどに
必ずチョイスする1枚です。
ディズニーの魔法 (新潮新書)
ディズニーが「アメリカの民話」になった様をみることができた。戦争もあり、恋愛も制限されていた時代背景もあったため、ディズニーの話のもとになった昔の童話には、民衆が心の奥底にもっていた暗い情念が色濃く反映されており、ゾッとする話が多かった。これらの話を「夢と魔法と感動、夢は願っていれば必ず実現する」というメルヘンチックなものに変えてしまった業は確かにすばらしい。そこらへんの「魔法」を的確に本書は説明しており、楽しく読むことができた。
英国ロイヤル・バレエ団 くるみ割り人形(全2幕) [DVD]
ピーター・ライトの「くるみ割り人形」。
絵本のような仕立てです。
プロローグで,ドロッセルマイヤ−が人形になってしまった甥を嘆くところから始まり,
最後は,同じドロッセルマイヤーの部屋に甥が人間の姿で戻り,抱擁を交わすところで終わります。
その間に繰り広げられるの夢のようなバレエの数々。
第二幕の吉田都さんの軽やかな金平糖も素敵ですし,
バレエが余り目立たない第一幕は,舞台美術がすごいです。
クララが魔法で小さくなる様子が,伸びていくクリスマスツリーなどで効果的に表現されています。
惹きつけられたのは,ドロッセルマイヤ−役のアンソニー・ダウエル。
かつてプリンシパルだった方です(このDVDのジャケットの人ですね)。
この演出ではドロッセルマイヤーはマジシャンということになっていますが,
青いマントで舞台を所狭しとダイナミックに動く存在感はさすがです。
この当時で既においくつなんでしょう。
さすがにジャンプしたりはしませんが,クララを高々とリフトしていました。
2001年のものなので,映像もきれいだし,音はリニアPCMとDD5.1で音楽もよかったです。
数年前の年末に,この劇場でロイヤルバレエの「くるみ割り」を見たことがあり,
出演者はだいぶ変わってますが,あのときの陶酔感を思い出すような煌めきでした。