HELVETE
Human2.0があまりに凄かったので、新作が出る時に「あの前作を超えられるのか?」と思いましたが・・・・・・
そんな心配はどうやら無用だったようです。前作を完全に凌駕してしまいました。彼らの凄いところは、激しさに終始しなかったことでしょう。
ファスト系でありながら、短い時間の中にきっちり起承転結があり、その形態も様々です。
リフも激しいものからメロウでキャッチーなものまで、非常にバラエティに富んでいます。
また、効果音やセリフも嫌味にならない程度に入れられていて効果的。
おかげで一枚通してじっくり聴けるし、飽きもきません。
あくまで『グラインドコア』というフォーマットにのっとって、ここまでの完成度の作品を作り出したことは驚異。
このアルバムは将来的に「歴史的名盤」と称されることでしょう。
全デスメタラー、グラインドコアファン必携の一枚です。
Grind Finale
これは凄いですね
まず曲数に驚いて、お得な感じがしたので即買いしました。
アルバム全体を通して思ったのは、音質が悪いコトです。
メンバーによる解説でも、ベスト盤ではないことを
わかって欲しいなどとありました。
もちろん良質な曲もありました。
今までのアルバムを買っている方なら、このCDはとても
良い物な気がします。
でもあまり知らない人とかは、メジャーで聞きやすいアルバムを
買った方がイイです。
Doombringer (Dig)
スウェーデンのグラインドレジェンド、Nasum最初で最後のライブアルバム。
とにかく音質の良さにビックリ!!!!
良いといってもクリアという意味ではなくて、スタジオアルバムで聴ける「Nasum特有のアノ音」がほぼ再現されてるという点で。
もちろん、ただアルバムの音を再現するというだけではなく、ライブならではの臨場感もよく出てると思います。
勢いがスタジオ盤とは桁違いです。
「さすがNasumの名でのリリース」といった印象の素晴らしいライブアルバムですね。
ただ不満なのはボリューム。
トータル三十分以下、エンハンスもライブ映像が一曲分だけ。
潔いって言えばよく聞こえるけど、それならもう少し価格下げれなかったかなぁ。
国内盤も山口勝正氏によるライナーとAnders Jakobsonのセルフライナーノーツの和訳が付いてるだけ。
ちょっと寂しいですよね。。