ZETMAN 1 (ヤングジャンプコミックス)
桂正和さんの作品は女性キャラが絶大な人気を呼んでるし
正直、桂さん自身も作画レベルがどんどん上達したのも
女性キャラへの愛情への傾きをひしひしと実感してました。
今回のZETMANは、先生の出世作といえばウイングマンに
通じる変身ヒーロー系でもあると同時に、デビルマン等の
善悪の表裏一体な、曖昧で狂おしい現実社会を描写した
作風でもあり、正直、読んでいて辛くなるほどでした。
それでも、個人的に今回の作品で嬉しかったのは
少年の心理を丁寧に描き、変に美形にすることもなく
主人公としての個性、存在感をきちんと確立してくれた事です。
今更ですが電影少女の第2部が、今1つ支持されずに中途で
終わったしまったものの、私は第2部が、ビデオガールは
あくまで付属で、少年を主役として丁寧に描こうとしていた
だけに、尚更残念で悔しかっただけに、数年ぶりに、あの頃の
主人公像に近い、少年を見れてなんとなく嬉しかったです。
桂さんご自身の公式サイトにおいて、最近は体調などの問題で
なかなか漫画を描く事ができないとコメントされていて心配
でたまらないですが、どうか頑張ってください・・。
ZETMAN 17 (ヤングジャンプコミックス)
いやあ今回もすごかったヽ(・∀・)ノ
この作品はヒーローが戦いまくる話なのではなくて、二人の男がヒーローとして活躍するまでのヒューマンドラマみたいなものです。
次回からは話が怒濤の展開になりそうですね、すごい楽しみです
Zetman
ウイングマン以降、桂作品は見てなかったんですが、
これはおもしろい!たぶん構想は前から考えていたんじゃ
ないかと思います(短編集なんかに描いてたよーな)。
感じはアメリカンコミックのにおいがしますが、絵が
すごい為、ぐいぐい世界に引き込んでくれます。たぶん
この漫画のおもしろさは1冊ずつよりもまとめて一気に
読んだほうが伝わると思いますよ。残虐なシーンも多少
ある為、アイズとか好きな人は受け付けないかも・・・
一青十色(ひとといろ)(初回生産限定盤)【DVD付】
4月18日発売、昭和歌謡のカバーアルバム「歌窈曲」に続く
今年2枚目のアルバムがデビュー10年記念の
オリジナルアルバム「一青十色」である。
全13曲であるが、
「十人十色」に習うと「十曲十色」となるように、
作詞、作曲、曲調がバラエティに富んでいても
歌い手は「一青一人」(ひととひとり)である。
一青一人が十曲十色の世界を歌いわけるので、
「一青十色」となる道理。
ところが、読み方は "ひとと・といろ" では無く
"ひとといろ"、即ち「一青色」に染められているのである。
「歌窈曲」に阿久悠作品が入ってない不思議があったが、
このアルバムのために取っていたことが判明し納得した。
「パラソル哀歌」の歌詞の見開きページに
〜HOTEL アカシア〜のお姫様(アカシア姫?)写真が
配置されていることからもその意味は明らかである。
初回封入特典「全曲本人書き下ろしセルフライナーノーツ」
は、2つ折り4ページ。一青ファン、必見。
歌詞ブックレットの最終ページの「スペサン」は、
= Special Thanks と思われるが、スタッフひとりひとりへの
思いを込めたものであると同時に、アルバム購入者への
感謝の意が込められていてこころ温まるものである。
DVDは、2曲目の「とめる」だけが "瞬き"ツアー 2011の
ライブ映像である以外は、プロモ用のMUSIC CLIP。
従って、前半の道案内、とめる、Lessonまでが新規作品。
後半の3曲は、発表済みの作品となっている。