武装中学生2045-夏- (ファミ通文庫)
YouTubeでアニメを見て、公式サイトで原作ノベルを見てから興味が湧きました。アニメや原作ノベルとは時代背景が違うスピンオフ作品です。原作よりスピンオフのほうが先に出るなんて・・・と筆者も書かれています。ネタバレ要素はないので安心してください。
時代背景は2045年の日本、2022年に国防教育法という法律が成立して以降、国家を守る兵士を養成する防衛学校が設立されました。学校は中学高校一貫教育で、物語は中学生が主役です。主人公4人が沖縄に"旅行"と称された任務を遂行しに行きます。任務は「ある少女を連れ帰ること」。楽勝と思われた任務でしたが思わぬ敵が現れ、最終的に戦闘へと展開していきます。
戦闘は激しいものではなく、非殺傷で進むなど自衛隊的な戦い方をしていきます。どちらかと言えば戦いに付く人間関係を敵味方関係なしに描いています。人間関係の描写が苦手な方、派手なアクションを求める方は考えて購入した方がいいでしょう。
読み始めると後が気になる作品でした。次回作も期待したいです。
DEAR BOYS ACT3(6) (講談社コミックス 月刊少年マガジン)
前巻まであまり白熱感ありませんでしたが、今巻でやっと
戦いが動き出した感があります。三浦が表紙になっていることから
察しの良い方はすぐわかるかと思いますが、やはり困った時の三浦です。
必殺ロングスリィがやっと火を吹き始めました。
また、石井も何かをつかんだようです。
昔は足を引っ張っていたことを気にしていた6番8番コンビがこれだけの
大活躍をする日が来ようとは、、、。目頭が熱くなりましたよ。
もはや哀川藤原頼みのチームじゃなくなりましたね。
作者の各キャラへの思いの強さが感じられます。ただ高階をもうちょっと
立ててほしいところ。それとやはり哀川君にもっと活躍して欲しいです。
さて、試合も今巻で第4クォーターへ。恐らく次巻で決着が着くでしょう。
あえてマガジンを読んでいない自分としては、次が楽しみです。
蛇足:前巻のレビューでも触れましたが、同じカットの使いまわし多すぎです。
セリフだけ変わってるんで表情と合ってない時もあり違和感あります。
月刊誌なんですからそこは頼みますよー。