ZEEBRA―STREET DREAMS (Shinko Music Mook)
やっぱりこの人かっちょいいよね。このモック読んで彼のヒップホップに対する情熱の大きさを改めて感じた。ヒップホップの知識も少し知れてよかったです。この人すごく素直なんですよね、ヒップホップに対してももちろん人生、人に対しても。尊敬しますね。間違いなく日本ヒップホップ史上の一番のパイオニアであり、最高の成功者。こんな渋い良い声の人そういないですよ。こんな熱い人そういないですよ。こんな本気な人そういないですよね。もちろんこれからも1リスナーとしてサポートしていくんでこれからももっともっとがんばってほしいですね。リスペクトジブラ!!!
The Anthology(DELUXE EDITION)
オーバーグラウンドでありながら底辺から深く且つ前向きに訴えるZEEBRAのメッセージが詰まっている、間違いないベスト盤だと思います。
ZEEBRAのファンなら勿論、そうでない人にもオススメです!
貫禄があったステージングでした。何よりリアルヒップホップが武道館で観れたなんて。現場に行けた奴羨ましすぎる。そのおこぼれをDVDで頂いちゃいます。
二枚目のインタビューで、武道館に出なかったアーティストの話になり「般若は自分の力で立つって言ってた」みたいな。カッコよすぎるぜ般若。
THE LIVE ANIMAL 03 JAPAN TOUR~TOKYO’S FINEST~ [DVD]
最近HIPHOPを広めるためにパーティーラップが多いヒデのライブDVDだ。まーセットやらなんやら金かけてますよ。いっぱいゲストも出てくるし、ケムマキがサイドMCやってるし、あむろちゃんはミニスカだし…でもなによりやばいのは般若だったよ。童子の次ながら、がたがたぬかすな道あけろざこ!ってきめてますから。もちろん童子はあけてましたよ。その様だけでも見る価値あり。
ZEEBRA自伝 HIP HOP LOVE
高校時代のアイドルです。読まずにいられるはずがない。
当時、キングギドラ(というかヒップホップが)が、単なるミュージシャンの枠を超えてかっこよく見えたのは、音楽の向こう側にある生活(そして、当時のぼくたちとそんなに違わない生活)が透けて見えたからじゃないかと思う。かっこいい曲を作るミュージシャンはたくさんいるかもしれないが、その中でライフスタイルがかっこよく見える人は多くない。ZEEBRAは、そういうヒップホップのベースは「ストリート」にあると言う。
<ヒップホップはストリートがベースにあるべきだ。
ただ、日本ではストリートという枠が感覚として狭いよね。
本当はもうちょっと広いところまでがストリートだとオレは思っている。
例えば、小中高と脈々と繋がる友人関係、そういうものもストリートだ。
地元意識ということでもある。引っ越したりする人もいるだろうけど、引っ越した先にも地元意識がある。
ストリートというのはある意味では逃げられない場所でもあるんだよね。
例えば、オレが誰か友達を裏切ったら、ずっと”裏切ったヤツ”として認識されるはずだし。
そういうことがないから、互いがクリーンな関係でいられるわけだし。> (p. 214)
大げさに言えば、こういう感覚って「倫理」と近い。誰もが逃げられないものである。ストリートはまさに「逃げられない場所」なのだ。ヒップホップは、そのストリートを大抵肯定も否定もせず、マイメン(女の子でもいいんだけど)を大事にして、ハングアウトして、そんでサバイバルしろ、って歌う。ZEEBRAがここで言っているのは、「倫理的であれ」ってことだ。意外かもしれないけど、そういうことだ。Dragon Ash に対して言っているのも、そういうことだ。