マリーとエリーのアトリエ ザールブルグの錬金術士 Second Season(3) (マジキューコミックス)
本作品自体は大好きで本当は5つなのですが、元の同人誌も持っているので−1。実は、元の同人誌では本編前に1ページマンガがあって、これがまた面白い。単行本化の際に削られているのが残念。
通販可能な同人誌取り扱い書店等で同人誌版の購入も勧めます。各話が同人誌1冊分なのもマイナスポイントかもしれませんが、逆に元々ただの同人誌なんですよ。私は越智版マリエリでアトリエシリーズにはまった口なのでうれしい限りですが。同人誌版を購入できない人のためにも本編前マンガ掲載を切望します。
マリーとエリーのアトリエ ザールブルグの錬金術士 Second Season(2) (マジキューコミックス)
2巻になって、エンデルク、アイゼル、ヴォルクらキャラのベクトルがどんどこズレていっています。
アンソロジーのパロディマンガに近づいているかもしれません。
ファンによっては意見が分かれそう。
あと、エリーのエピソードが少ないのもちょっと残念。
「新たな冒険!」と銘打たれていますが、例によって日常イベント中心です。
だから好きです。(笑)
なにかと闘うばかりがファンタジーではないですからね。
◎お気に入りの1コマ
P140の一枚画。
ウーナとその裾をつかんでいるミゼット。
色々事情のあるふたりだけど、ほのぼの〜です。(笑)
CHEEK TO CHEEK
ガーシュインの曲も入っていますが9割くらいはアーヴィン・バーリンの作品(鈴木氏による編曲なのでしょうね)です。とにかくバーリンのメロディメーカーとしての才能はすばらしいんだな、って思います。映画音楽(たとえばホリデー・イン)からの曲など、インストゥルメンタルで聴いても楽しいです。欲を言えば、他楽器とのコラボレーションが何曲かあるほうが音に変化があってよかったかもしれないので星4つにしました。19曲全部鈴木氏の独奏なのです。決して演奏は悪くないんだけど、変化という点でもう少しコンセプトを煮詰めてほしかったです。ライブでも鈴木大介はすばらしいギタリストでした!