エレガンス中毒ぎりぎりの女たち―おしゃれは絶対、人生に効く
友人の間で話題になっていて、読んでみたら大変面白かった。
女性同士のこの類のタレント対談は、たいてい、よくある恋愛や生活信条みたいなものばかりうんざりするのだけれど、これはかなり高度。野宮真貴をはじめとして、若いときに音楽や映画、そしてファッションにとことんハマった女性だけが語れる情報と体験の数々に圧倒されてしまう。
特に、彼女たちが遊び狂った80年代前半、音楽ジャンルによってかなり厳しいドレスコードがあって苦労した、という話のディテールは初耳だけにとても興味深かった。ちょっと前の歴史って案外、知らないものですねぇ。
映画「セックスアンドシティー」の登場人物たちにも通じる、都会で生きる業界女性の楽しさや厳しさも伝わってくる。
トイレに置いておいたら、ダンナが読んで爆笑していました。そんな、ユーモア感覚もあって痛快。女性はよく深刻ぶるけれど、この軽さの方が私は好みだなあ。
このメンバーに今度は、男性ゲストを料理していただきたいものです。
四十路越え!
昔から、湯山玲子さんは大好きです、いや、今でも好きなんです
セックスアンドザシティー」はわたしも大好きな映画のひとつなのではあります・・・が
本書については「なんといいますか・・・」という点が多々ありました
著者は1960年生まれ、のバブル時代を謳歌した世代
その先輩から、40代、アラフォーに対しての励まし本のようなものなのですが、
浮かれすぎた感があまりにも強くて、読んでいてちょっと引いてしまいました
もちろん、共感できる点も多々ありましたが・・・
これが今、世の中の「アラフォー世代共通の話か?」「アラフォー世代にオススメできる本か?」
となると微妙ですね・・・
もしかすると、震災前に購入して震災後読み上げたからかもしれませんが・・・
スター・ストラック~スタアのひとりごと (Parco books)
解散したピチカートファイヴのコンサートでの楽しみの一つは、ヴォーカルの野宮真貴の衣装替えで、つぎつぎに衣装に着替えては登場していた。一部の女性の間では、カリスマ的な人気を誇る野宮真貴の人気は、こうしたファッションへのこだわりにある。
この本には、おしゃれな「スタア」の座を維持するための日々の努力や、こだわりなどが書かれている。中には、好きな化粧品のブランドや、自身の日々の化粧法についてもふれられてあったりして、美しくなりたい女性にはとても参考になる本だと思う。
みんな大好き塊魂オリジナルサウンドトラック 「塊は魂」
~前作のサントラよりも、全体的にまとまってひとつの世界観をきちっと造り上げています。完成度高し(前作のてんでばらばらなごった煮のパワーにはやや欠けるかも知れませんが、どちらを望むかは好みかと)。
また、センスのいいセルフパロディも見逃せません。「塊オンザロック」のすっとぼけた替え歌具合、「つよがり魂」でさらっと歌われる王様の言動は、~~目を閉じて必死に歌詞を追う価値ありです。
松崎しげるや新沼謙治などの実力派歌手のうまさについては言うまでもなし。特に新沼謙治の微妙な訛りのさじ加減が見事です。
あと、オーケストラ演奏の「The Royal Academy of Katamari」は、非常にゲームの雰囲気をとらえています。~
RETROSPECTIVE-CITYBOYS LIVE![BOX3] [DVD]
上記の(「Oricon」データベースより)に誤りがあります。
この頃はまだ三木聡が作・演出をしていて「シティボーイズライブ」です。
「シティボーイズミックス」になるのは2001年の「ラ ハッスルきのこショー」からです。
「夏への無意識」で久々にシティボーイズ3人のみの公演に挑みました。
個人的には、この中の「漂流商事」がCB+三木聡の最終到達点、最高傑作だと思います。とくにわかりやすいボケ・ツッコミはないものの、3人のダメな中年男っぷりは放送禁止ではないかと思うくらいギリギリな感じがします。