シングルコレクション ニコパチ
ホーリーなイメージの曲が際立っています。いずれも名曲ぞろいで、どの曲が素晴らしいかはすでにいくつかのレビューで述べられていますね。それらとはちょっと違った曲を推薦したいと思います。
それは10曲目の「キミドリ」! うかつにも「ニコパチ」を買うまでこの曲の存在を知りませんでしたが、あっという間に虜になってしまいました。菅野よう子さんのアップテンポな作曲・編曲もさることながら、坂本真綾さん本人による不思議に力強い作詞と歌唱力が素晴らしい。何度も繰り返し聞いてしまいます。
「ヘミソフィア」や「gravity」が聞きたくて買ったのですが、思わぬ不意打ち! 恐るべし。
真夜中は別の顔〈下〉
上下巻とも読みました。内容としてはかなり面白く、ぐんぐん引き込まれていきます。特に最後はどうなるのだろう・・と、巻末あたりは読まずにはいられない程です。しかしながら、結末のどんでん返しの心地悪さは言いようが無い。結局はお金と権力には女性は立ち向かえないのだ・・と、言い渡された様な気がして、むなしさだけが残りました。
秋の夜長に、愛を探るのにはよい読み物かもしれません。
23時の音楽/kanno yoko feat.sakamoto maaya
前14曲中6曲が歌で、坂本真綾氏のファンには嬉しいかもしれません。
内容はバリエーションに富んでいて、聴き応えのあるものです。
ドラマを補助する音楽としての性質が高いためか、良い意味でも悪い意味でもやや癖のある曲が含まれています。
完成度は高く、この値段ではお買い得だと思います。
Cinema De Michel Legrand
ルグランのサントラで、今まではコレクタースアイテムのレコードでしか視聴できなかったローラ (1961)天使の入江 (1963)モン・パリ (1973)などのサントラの他、仁義(1970)やロビンとマリアン(1976)など使用されなかった曲も収録されており、ルグランファンにはたまらないBOXセットです。
JUST ILLUSION
この曲は、作詞作曲ともT-BOLANのどのメンバーでもありません。
だから、ファンの間では、それほど人気のある曲ではないと思います。
でも、自分は結構好きなナンバーです。
非常に壮大なロックで、歌詞も森友さんじゃないけど、結構印象に残るところもあります。
個人的に、この曲はB'zのアルバム「IN THE LIFE」に収録されている「WILD LIFE」を連想します。
カップリングの「Teenage Blue」はT-BOLANらしく切ないナンバーです。