Piano Concerto No 1 / Piano Concerto No 2 (Hybr)
ヴァン・クライバーンの『チャイコフスキー・ピアノ協奏曲1番』『ラフマニノフ・ピアノ協奏曲2番』の豪華なカップリングです。
とにかくとても’58年・’62年の録音とは思えないほどの優れた高音質を誇っています。
このLIVING STEREO/SACDシリーズの中でも間違いなく最高の盤といって差し支えないと思います。
特にラフマニノフファンにとっては必携の1枚となることでしょう。
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
さすがに良く売れているだけのことはあります。カラヤン指揮のウイーン響による演奏バックで、リヒテルのチャイコフスキーの1番は聞き応えがあります。他の演奏よりもしっかりとかみ合っています。わたしもお勧めです。
のだめカンタービレ VOL.4 (初回限定生産) [DVD]
ドラマは数回見て、その後アニメに出会いすっかり引き込まれ、見続けました。
(後にちゃんと比較するために、ドラマのDVDも購入して観ましたが)
コメディに転びがちだったドラマとは違い、アニメでは、原作のベースにある
キャラクターたちの音楽への妥協ない志が大切に描かれていると思います。
(この巻でいえば、第9話の峰の脱皮、など典型)
さらに第11話の前半の演奏シーンは、かなりの時間を割いた大胆な構成で驚きました。
一方ギャグの部分は思い切りコミカルになっているし、とても潔い演出になっていると思います。
細かく言えば、話によってキャラクターの絵柄が多少異なって気になる、など難点もあるのですが、
それに目をつぶっても、
作品の本質に正面から取り組んだこのアニメに、惜しみなく拍手を送りたいです。
debut
素晴らしい演奏です。他の方の繰り返しになりますが、優しい音色に緻密な、それでいておおらかな演奏です。
さらに「単なるピアノの音」以外の音も再現しようとしているんだろうなぁ、と思うような澄んだ音色が本当にきれいです。辻井さんの演奏だけなら☆五つです。理解しやすく、丁寧な記述のライナーノートも好感が持てます。
残念なのは録音で(好みもあると思いますが)、一聴してリバーブが効きすぎだと思いました。トータルではそれなりにきれいにまとまっていますが、辻井さんの音色をCDで再現するのに、あんなにマイクを離してホールの残響まで捉える必要があるのか疑問です。辻井さんの演奏以上に、PA担当者の意図を強く意識させられてしまう点だけが残念です。
ブラームス:交響曲第1番&第2番&第3番&第4番
カラヤンの良いところは、どれも入り易くて易しく、しつこくなくて飽きが来ないところ。なのにちゃんと胸に来る。このCDもそれに漏れず。 私は、下手に他の指揮者には手を出すのは避けた方がと考えます。いきなり原本に手を出すようなもの。大学図書館等利用し、ゆっくり自分の好みを探しましょう。カラヤンから入った人は、他人に他の指揮者をすすめられると必ず外します。また、コンセルやパリ菅系のクセのある演奏も最初は避けるのが無難。ベルリン、プラハ辺りが優しいかな。