ネクロネシア
操作性
ホラーものには多い左右で方向転換、上下で前進後進。あまりに軽快に操作をされると敵に対する恐怖とかプレッシャーが減るからだと思う。
さらに後進は速度が遅く振り向いて逃げるのには時間がかかるのも良い。
ただし、小さな段差をのぼれない、方向転換が少し遅い。操作性が悪いのも事実。
また、三人称視点だがカメラは動かせず常にプレイヤーの背中から前方を見る。やはりこれは後ろが見えない事により背後からの恐怖を出す為だろう。
一人称視点も可能でこれで相手の弱点となる部分をピンポイントで攻撃もできるが、必須という訳ではない。
周りを見渡したりするのが主な用途。敵などを見ると結構綺麗にできている。
攻撃を回避するには回避行動が用意されていてアクション中無敵なので避けるのは楽。
ゲームの雰囲気
静かな洞窟内やいろんな生物の鳴き声のする場所等プレイしていて音の面で良い雰囲気が出ていた。
映像の方は暗い森の中をライト片手に照らしながら進むというのが良い。
グラフィックはPCやPS3等と比べるとさすがに勝っているとは言えないが汚くはない。
ライトの光の当たり方が良く、いかにもありそうな見え方をしている。
序盤は虫が主だった敵も後半からは怪物に近いものもでる。
このゲームは虫を爽快に倒す事をコンセプトにしていないので大量の敵などは無いし武器も地味なものばかり。
どちらかというと戦闘は脱出する為という感じ。もちろん無視して走り抜けても良い。
一部戦闘しなければならない場所ももちろんある。
島の謎や何者かの手記などミステリアスな雰囲気もあり、なかなか面白い作品。
アクションとして楽しみたい人は向かないかもしれない、ミステリアスな雰囲気やホラーを楽しみたい人には良いかもしれない。
アホウドリの糞でできた国―ナウル共和国物語
リン鉱石というお金のなる木を持っていたナウル共和国のお話
いい話なのですが、著者の吉田靖が何者かが書いておらず、まったく
偽物の話なのか、どこまで信憑性があるのかは読者自身が検証せざるを得ないところ.
それ以外は,かなりしっかり書かれており、現実が面白いことを
再認識させてくれる.
ほとんど文字もなく,素朴な挿絵を中心としたこの本は軽く読めて
深い内容があるので読んでみて損はない.