4U~ひたすら~
あなたの真っ直ぐな生き方と決断と勇気を誰も責めたり、否定したりはできない。その代わり、私たちはあなたからたくさんの元気をもらい、潔さとは何かを教えをもらった。
今振り返れば、「~ひたすら~」はあなたの生き方、「不器用な天使」はあなたそのものだったのかもしれない。そして、今振り返れば、この曲がラストシングルになることが暗示されていたような気さえする。
でも、私たちはあなたを忘れない。いつかあなたの第3の人生に訪れる幸せが風のたよりで運ばれてくることをいつまでも待っている。本当に、本当にありがとう。そして、おつかれさま、市井紗耶香さん。
モンスターファーム2
CDを読ませ、モンスターを誕生させる画期的なシステムを採用したモンスター育成対戦ゲーム第2弾。
1では「中古店の10円CDをダンボールごと買い占め」という暴挙に出ましたが、その財産がもう一度役に立ちました。
最初は「コツ」を掴まないとなかなか先に進めずにルームランナー状態に陥りがちですが、うまく軌道にのると一気に楽しくなってきます。
また、個人的に最高に評価したいのが「モンスターの挙動」。
ブリーダーとなるプレイヤーは、モンスターにアルバイトやトレーニングさせる・戦いに出すというメインの行動の他に、事ある毎に「エサを選ぶ」「誉める・叱る」また自分から「アイテムを与える」などの選択を迫られます。それらに対してモンスターが一喜一憂する姿が実に可愛らしく懐くほどに「愛おしい」。ファームで何もボタン操作せず放っておくと、勝手に遊び出したりする姿も可愛いです。
見た目が可愛いものを可愛く動かすことは容易ですが、このゲームにはそんなファンシー系モンスターはむしろ少なく、他に分類するなら「イロモノ・お笑い」「不思議系」「カッコいい」「邪悪」「美しい・綺麗」「生理的にry系」などあまりに多彩です。
そんな連中たちを、ほぼ全種族制覇するくらいに育ててみましたが、どれを育ててみても「反応」が素敵なのです。また、モンスターには寿命があり、ずっと連れていればいつかは必ず死亡(コールドスリープさせ違うモンスターを連れ帰ることで死亡そのものは回避可能)するのですが、この死亡シーンとその後の鬱さといったら、生半可な鬱ゲーの比ではなく。
この「挙動」の一つ一つは既に「命を吹き込んだ」と言える魔法じみた職人芸で、時代がドット絵からポリゴンに移り、想像力からダイレクトな視覚に訴える演出に移行するようになってから、後にも先にも本作を超える「生き生きとした挙動」を見せた作品をいまだ個人的に目にしていません。
前作よりゲームバランスも多少改善され、最終的にパラメータ最強な連中達をCPU操作対戦させても運ゲー的な部分が残るあたりもよかったです。
ただ一点「ヴァージアハピ」という隠しでもなんでもない普通のモンスターが異常なバランス破壊モンスターで確信犯ちっくだったのが残念。これがなければ★5でも足りないのですが、いずれにしても私のゲーム歴=青春の1ページに確実に名前を刻んでいる一作です。
モンスターファーム2 PlayStation the Best
今から思うと、このソフトの出来は素晴らしすぎる。
まず難易度が高い。
初めて育てたモンスターはBランクくらいが限界(コツも掴めないので)。
しかし合体で強いモンスターが作れるようになったり、金の余裕がでてアイテムを与える育成ができるようになると、だんだん強いモンスターを育てられるようになり、上の大会へ行くことが楽しみになってくる。
4台大会等を制し終わっても、モンスターの種類も豊富で、決してクリアゲーではない。
ALL999だけでなく、モンスターが覚える技もかなりあり、その辺を極めるのもまた面白い。
育成だけにこだわった単純で難しく、やりこみ要素の幅が広いからこそ、ユーザーの心は惹かれるんだと思う。
今のモンスターファームは簡単で、しかも面白みのないシステムが多すぎる。
4や5でつまらないと感じた方は、2をやってみてください。
全くの別ゲーですよ。