シベリアのペレキングくんのもんまり動画大国

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頭がいい人、悪い人の話し方 (PHP新書) こういう話し方、態度の人はこっけいだよ、という事例を集めている。体系的な整理ができているわけではなく、思いつくまま並べたように思える。事例の中に「根拠を言わずに決めつける」「ケチばかりつける」「少ない情報で決めつける」というのがあるが、この本の内容自身があてはまるのでは?と思ったりもした。

ただ、ナンシー関さんのようなひねりがあれば、一つのぼやき芸、おちょくり芸として成立するのかもしれない。


わたしの庭のバラの花 “これはわたしの庭のバラの花
 これはわたしの庭の
 バラの花でねむるハチ。”

左のページにことば。右のページに写実的で存在感のある絵。
たっぷりとある余白が、ページを繰るごとに
積み上げ歌のように、少しずつ埋められていく。
野ねずみが出てきて、が追いかけて・・・ハチが・・・

やがて見開きのページいっぱいの絵。その迫力もすごい。
そして、最後はまた、私の庭の一本の赤いバラ。
何事もなかったような静寂に戻る。

コルデコット賞受賞の『ふたりはともだち』の作者でもある
アーノルド・ロベール夫妻の作。

作品というものは人によって感じ方、とらえ方が違います。

この作品のレビューを書いてくれている皆さんの意見も違います。

そのことをまず、理解していただきたいです。

さて、この作品は鬱ゲー、泣きゲーなどいわれています。

泣きゲーというとらえ方も見かたによってはあるのかもしれません。しかし、泣きゲーの原点との呼び声の高い「Kanon」などのヒット作品を輩出してきたKeyさんのそれとはまったく違うと断言できます。

鬱ゲーというのはおそらく作品内でのキャラ達のやり取り、行為の程度をさしているのだと思います。しかしその中から主人公が見つけ出したもの、それまでの過程を考えれば、鬱とはいってられません。その先にこの作品はあると私は思っています。

この作品を他人に薦められるかと問われれば、声を大にして「はい」とはいえません。

あくまで自分の感想です、本当の“良作”の数からすれば一握りかもしれませんが、多数“良作”と呼ばれている作品をプレイしてきましたが、このレベルの作品は他にはありませんでした。

作品の中にある、答えのない問題を解いてください。友情でも、愛情でもいい、憎悪や歓喜でもかまいません。きっと、たどり着いた“それ”があなたの心です。

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