低俗霊MONOPHOBIA (1) (角川コミックス・エース 273-1)
この作者さんが書く漫画はストーリーがえぐい、グロい!!!
グロいストーリー大好き!絵が好み!オカルト大好きっ!という方にはオススメです。
前作よりは怖さが優しくなってます。
Flowers 増補改訂版 (バーズコミックススペシャル)
未収録エピソードを入れた増補版。
肉体的・生理的な臭いが漂っていて、あまり好きな作品ではないんだよね。
それは別にして、汚穢に暮らす若者の群像劇として、1巻完結では設定を生かし切れておらず、中途半端なのはもったいない。
低俗霊MONOPHOBIA (6) (角川コミックス・エース 273-6)
6巻で完結です、掲載誌での人気が芳しくなかったために終了となってしまいました。
絵も話もどんどんクオリティが高まっていったので、とても残念に思えて仕方がありません。前作DAY DREAMがエピソードの完結を迎えることなく、途中でぶった切れたまま終了となっていたので、このMONOPHOBIAを連載することで正式に完結させるものだとばかり思っていましたが、結局は叶いませんでした。
今巻は前巻から続くメヌゥの悪夢にページの大多数を費やしており、椚アイも藤原ミツルも登場しません、結局この二人の詳細はほとんど明かされることなく終わってしまいました、なんだか色々もったいない。
それでも、この6巻は舞入冬のネグリジュとか合体必殺技など、見所満載なので楽しめること間違いなしです。描き切れなかったエピソードが幾つかあったことも奥瀬先生自身が公言している通り、物足りないことは否めませんが、DAY DREAMの時と比べれば綺麗に終わったように見えました。
奥瀬先生はまだ低俗霊を続ける意志はあるそうですが、刻夜先生は他の連載で忙しいのでもしかしたらまた作画者が代わってしまうかもしれませんね、刻夜先生の絵で見たいのですが・・・
何にしてもまだまだ頑張ってもらいたいものです。・・・奥瀬先生、角川書店ではもう多分無理です、どこか他の会社でやりましょう・・・もう打ち切りなんて見たくありません。
火閻魔人 (バーズコミックススペシャル)
白泉版・新書館版の連載時からの読者で、旧作が手元にあり何度も読み返してきた愛読者です。
単なる愛蔵版と思いきや、驚くほど多くの文字的改変が成されており、この世界観での鬼の新解釈や、桃源津那美を始めとするキャラクターの深みが増していました。
また、書き下ろしは火閻魔人と支配者の黄昏をつなぐミッシングリンク的役割を担うようにもとらえられ、鬼だけではなく、津那美もまた特別な存在であることが際立つように思います。
前半はなにしろ二十数年前の作品ですので、画面的に荒削りではありますが、立派に漫画の面白さは伝わります。
その面白さはそのままに、拙さを補うように台詞や説明が改変され、他作家の影響等も払拭され、この版をもってして、火閻魔人は二十年ものの旨酒として熟成されたなと感じました。
ただ、ほかの方のレビューにもあるように、私もこれだけで津那美の鬼退治が終わるのはもったいないと思います。
面白いから食い足りない!
そこだけが惜しい。
いつか機会があれば、座幻鬼のその後や、茨木童子との因縁も明かして欲しいです。
そんなわけで、新規の読者の方には絵的にとっつきにくいかも知れませんが、物語としての面白さを見つめて頂きたい。
旧来のファンは、旧作との違いを堪能して新しい事実にうち震えましょう。
低俗霊DAYDREAM 1 [DVD]
奥瀬サキの人気コミック「低俗霊DAYDREAM」がドラマCDを経てついにOVA化
深小姫様を浅野真澄さん、アイちゃんを田村ゆかり嬢が担当
ドラマCDでは深小姫様は川澄綾子さんだったのですが何故変わったんでしょうね。
さて、1話にはアイちゃんが強姦寸前のシーンがあるのですが・・・
エロ過ぎます、危険です、流石OVAです、もう18禁です。
声がゆかり嬢なのでソッチの人にはたまらないことでしょう。
OVAにありがちなしょんぼりさはなく出来はなかなか良いです。
原作ファンなら購入しても損はないことでしょう。
映像特典として声優3人+監督で神社にお払いに行くコーナーが
場違い感が笑いを誘います(笑