みんなアニメが好きだった
30代半ばで70、80年代のアニソンCDはたくさん持っているけどこの一枚には欲しかった作品がまとまっていたので即買いでした。(ちなみに元気、キャプテン、009、奇面組) ただマジンガーやキャンディは超有名作品なので他の作品でもよかったのではないかと思います。"風になれ"を聴いてると爽快な気分になるのは私だけでしょうか?
アンジェリーク 魔恋の六騎士(限定版:特典CD/設定原画集同梱)
一週目は必ずバットEDになると知っていたので少し心配していましたが、バットEDルートに進むからこそみんなを幸せにしてあげたいと思い個別ルートがますます楽しくなったのでバットEDが平気な人にはお勧めです
個人的お勧めポイント
・スキルは多めでかなり綺麗です
・声優さんがみんなすごくあっていました
・全キャラを好きになりシナリオにも感動しました
悪かったポイント(これが星ひとつ引いた理由)
・部屋の照明がちかちかしている
・個別ルートの無いキャラがいる
・選択肢が少なくどの選択肢で(選択肢からでは)誰の好感度が上がるか分かりにくい
自分的にはルノー(弟)大好きです(むしろ一番気に入りました)。少し幼い性格も過去のトラウマが原因みたいだし可愛くていいと思います。ただし共通ルートでは主人公より大切にされているように見えるのも事実なので彼が気に入らないと確かにきついかもしれません
近現代日本史と歴史学 - 書き替えられてきた過去 (中公新書)
本書は、戦後から現在までの歴史学研究における近現代日本史の「歴史像」の変化について論じるものである。
本書はまず、歴史学の潮流を、戦後歴史学の第一期(社会経済史)、1960年頃からの第二期(民衆史)、1980年頃からの第三期(社会史)の3つに区分する。そして、近現代日本史を9つの大きなテーマに分け、各章において、第一期、第二期、第三期と段階ごとにそれぞれの「歴史像」を論じる。その際、歴史教科書の記述を歴史の流れの導入として取り上げる。というのは、本書によれば、教科書は第一期をベースに第二期の成果がいくらか描き込まれており、歴史学の「歴史像」と教科書の「歴史像」との隔たりは、第三期までの歴史像の変化を明らかにするのに便利だからである。
序章「近現代日本史の三つのパラダイム」では、本書の枠組みについて述べる。まず第一期は、「社会経済史」をベースに、マルクス主義的唯物史観を方法として、近代日本の「構造の解明」を問題とするという。その特徴として、進歩主義的な歴史観を有し、当時の日本の現状と直結した問題意識から研究がなされ、西洋との比較が念頭にある。次に第二期は、「民衆史」をベースに、構造における主体の可能性を問題とし、第一期の研究を修正・補完するという。その特徴として、近代化の歪みを告発し、問題‐運動、中央‐地方、男性‐女性という二項対立の枠組みを強調し、「下からの歴史」として女性史や地方史の研究を本格化させる。そして第三期は、「社会史」をベースに、「歴史学の国境」と「学問の境界」を超越する試みがなされるという。その特徴として、進歩史観が批判され、所与としての「近代」、「国民国家」が再検討される。
第1章「明治維新1開国」では、明治維新の定義および時期区分について述べ、ペリー来航の1853年前後の「開国論」を取り上げる。
第2章「明治維新2倒幕」では、尊皇攘夷派が台頭し倒幕運動展開され、江戸幕府が倒れ政権交代する1868年頃までの「倒幕論」を取り上げる。
第3章「明治維新3維新政府」では、明治政府(新政府)が新たな政策を展開する1877年前後までの「維新政権論」を取り上げる。
第4章「自由民権運動の時代――変わる評価の主体」では、自由民権運動研究を取り上げる。
第5章「大日本帝国論――国家と天皇制の解明」では、大日本帝国における国家論と天皇制論を取り上げる。
第6章「日清・日露戦争の時代――1894~1910年」では、日清・日露戦争研究を取り上げる。
第7章「大正デモクラシー期――1910年代〜20年代」では、大正デモクラシー研究を取り上げる。
第8章「アジア・太平洋戦争の時代――1931年〜45年」では、アジア・太平洋戦争研究を取り上げる。
第9章「戦後社会論――同時代史の解明」では、戦後史を取り上げる。
以下、簡単な批評。
1) 近現代日本史の大まかな流れを掴めるだけでなく、そこにおける歴史学研究の問題関心の変化、そして歴史研究のフロンティアまでも知ることができ非常に有益かつ興味深い。歴史学あるいは近現代日本史にあまり馴染みのない人にとっても読みやすいように思う。参考文献も付されており、さらなる学習にも便利である。
2) 「社会史」、「絶対主義」、「ファシズム」といった用語が明確な定義なしに使われている。しかし、これらの概念の意味内容は論者によっても、研究の時期によっても異なる。例えば、「絶対主義」は、当初、立憲主義とは反対の政体、つまり専制主義を指していたが、近年では、君主の官僚機構・軍制、租税制度の持つ限界が明らかになり、「それほど絶対的ではない絶対主義」として理解されている。「社会史」もまた、アナール学派において当初、民衆史を含む全体史として志向されていたが、その後、心性史、歴史人類学へとシフトしていく。本書は、社会史と民衆史を区別しているが、その区別について何の説明もない。
3) 「社会史」の曖昧なままの使用は、本書の枠組みとも関連する。歴史学を3つに区分する本書の枠組みは、一見オーソドックスに見える。しかし、この区分が厳密に史学史に当てはめられるかどうか疑問がわく。例えば、ひろたまさきの研究は、「民衆」を強調する点で第二期に位置づけられているが、同時に、文明開化を近代の産物として批判的に論じている点では第三期に属するという。また、植民地において民衆に焦点を当てた研究は第三期に属している。もちろん本書は、3区分を柔軟に用いていており、さしたる問題は無いのかもしれない。しかし、本書の区分が唯一の枠組みというわけではない。特に本書は、いわゆる言語論的転回、ポストモダンの影響(歴史学内部での変化)と冷戦の終結、マルクス主義の衰退(歴史学外部での変化)についてほとんど触れていない。
4) 枠組みの問題は、詰まるところ「何のための史学史か?」という問題に帰結するように思う。社会史は、しばしば「パン屑と化した社会史」と揶揄され、研究の細分化による共通了解の消失や研究の意義の希薄化が問題視されている。しかし本書は、この点を取り上げることはなく、第一期と第二期の歴史学研究において、研究者を取り巻く当時の日本の状況とそれに対する研究者の問題意識が、歴史像に反映されている点を強調するに留まっている。本書は、「あとがき」でカーを引用しているものの、歴史学における現在主義についての著者自身の主張は述べられていない。これらからの近現代日本史について、著者自身どのように考えているのかまとまった議論がないのが物足りなく、残念に思えた。
5) 以上のように述べたからと言って、評者は著者に『成功した「歴史学」』を書くよう求めてはいない、ということを最後に付け加えておく。本書は、決して先行研究を「複雑な近現代日本史の解明」に「失敗した」と評しているわけではない。本書はむしろ、歴史教育の観点から、研究者の問題関心・方法・立場によって史料から読み取られる歴史像が異なることを、史学史の通じて明らかにしているのである。本書において、戦後歴史学が成功したか失敗したか、正しいか間違っているか、という価値判断は、全く関係ないとまでは言わないまでも、二次的な議論にすぎないし、著者はそのような価値判断を行ってはいない。
夢のお仕事シリーズ ANA [DVD]
国内線機内販売で入手しました。パイロット、キャビンアテンダント、メカニック、グラウンドスタッフの仕事の内容・エピソード等が
収録されています。航空ファンではなくてもわかりやすい内容になっています。ボーイング787”ドリームライナー”のテストフライト
も収録されています。
空の上で本当にあった心温まる物語2
元CAの著者による、第2作。
表題の通り、読むと少し心があたたかくなる、この季節にぴったりのエピソード集。
今回も読みやすい内容が盛りだくさん。
今回は全ての物語の目線が元CAという女性ではなく、飛行機の整備士といった男性目線での展開という
新たなチャレンジが試されているが、続けて読んでいるとちょっとあれ?っと思うこともあるかも。
一つ一つのエピソードは、本当に心温まる素敵な話なので、年末年始や結婚式などこれから
人前で何かスピーチしなくてはならない人には、元ネタとして一読しておいても損はない内容。
聞く人の誰もが、そうだよねぇー、と心で深く頷くような素敵なお話です。
忘年会新年会で、どうしてもスピーチをする方は、おすすめです。