丸山圭子 パーフェクト・ベスト
収録されている曲は、全曲デジタル(CD)で発売済みの音源ばかりです。
が、選曲的にはキングレコードの丸山圭子ベスト盤に近くて好きな曲が多いです。
但し、先日「丸山圭子デビュー40周年」でキングレコード時代のレコードがCD未発売分を含めてリリースされてしまったので、存在価値は薄れてしまったか?
でも「ガラスの森」まで入っている上、曲数は多いので悪くはありません。
キングレコードの(40周年の)ベスト版を買わないなら、おすすめです。
テロの帝国 アメリカ
チョムスキーは、われわれの側と彼らの側とで、ほとんど同質の行為が、テロ/邪悪極まりない行為になったり、正当な防衛行為/正義となったりするという構造を、80年代の中東を中心に読み解いていく。その中で、ぼくは、最近流行りのネオコンは80年代アメリカの政策の焼き直しに過ぎない事を気付かされた。
その点で本書は、付け足し的に書かれた感のある9.11以降の論文より、それ以前、特にレーガン政権時代の論文のほうが今日的に重要な問題を提示しているように感じる。
再生
私が小学生のころ松山千春全盛期でテレビに出ない芸能人としての知名度は抜群でした。当時はまだ髪が長く、ちょっとツッパッタ感じでありながら女心を高音でしみじみと歌うというギャップがかっこよく感じていました。なんとなく荒削りでありながらナイーブな歌い方だった当時と比べるとこのCDの千春は歌の上手さが前面に出ており、当時と同じ音階で歌っているにもかかわらず丸っこい感じの歌い方になっています。外見と比例して歌い方も変わったんだなぁとしみじみ感じます。そしてこのCDの最大のエッセンスは千春がカバー曲を歌っていることです。それも千春が千春がチョイスした名曲ばかり。荒井由美の卒業写真は千春が歌うと千春のオリジナルに聞こえてきます。それだけ自分の歌のスタイルを確立しているからなんでしょうねぇ。絶対に聞き応えありです。
歌姫~BEST女性ヴォーカリスト~
この春のテレビ番組改編期も「あなたが聴きたい歌の4時間スペシャル」「名曲ベストヒット歌謡」など、各局とも懐かしの名曲や昭和歌謡をたっぷり紹介する特番が目立ちました。
毎週やっている「HEY!HEY!HEY!」の名曲コーナーもそうですが、こういうのを見て一緒に歌ってしまうとどうしてもフルで聞きたくなっちゃいますが、そういう時にうってつけの充実ベスト・コンピレーションアルバム。70年代後半から90年代前半までの女性ボーカルの名曲は、ほとんど全部入っていると言っても過言ではない印象です。
過去に出ていた歌姫シリーズの総集編ということで、いくつか単品で持っている身としてはダブってしまう曲もあり、ちょっと迷いましたが、2枚組38曲で3千円ジャスト(1曲当たり78円!)という超お買い得価格につられ、ついポチってしまいました。でも、ボリュームたっぷりで大満足!曲順も緻密に計算されているような気がして、何度リピートしても飽きません!